ジャニーズの次世代キーマン・キスマイ北山宏光 “無派閥外交”の深夜集会

6月11日(火)19時15分 文春オンライン


♪止まらない思い抱いて、慣れない風に吹かれ、降り出す雨に打たれて、始まるんじゃない、始めるんだぜ!


 6月7日の深夜0時30分頃、東京・世田谷区のとあるバーの個室から聞こえてきたのは、関ジャニ∞のシングル曲「ここに」だ。声の主はKis-My-Ft2北山宏光(33)とHey! Say! JUMPの薮宏太(29)の2人だった。



キスマイ北山が表紙を飾った「DIVER」2018年1月号


 前日6日の23時頃、スタジオで撮影の仕事を終えた薮が向かったのは、目黒区にあるイタリア料理店。そこで北山は友人男性2人とともに、店員と談笑しながら、薮の到着を待っていた。薮が到着すると、1時間もしないうちに前述のバーへと移動したのだった。





とにかく仲が良い2人


「薮くんと北山くんはとにかく仲が良い。前日も2人で買い物に行っていた。北山くんはお酒が好きで、このバーにも頻繁に通う常連。この日は関ジャニに加え、シンガーソングライターの斉藤和義さんの『歌うたいのバラッド』や、GLAYさんの『Winter,again』などを歌って、大盛り上がりしていました」(Kis-My-Ft2関係者)


 気の置けない仲間たちとの”男飲み”を楽しんだ北山が帰途についたのは、朝の5時過ぎだった。



 北山はサッカー推薦で堀越学園高校に入学。同級生で、すでにジャニーズJr.として圧倒的な人気を博していた山下智久(33)と親しくなり、ジャニーズ入りしたという変り種だ。


「北山のコミュニケーション能力は事務所の同世代の中でも抜きん出ていて、誰とでもすぐ仲良くなれる。Kis-My-Ft2は珍しくリーダーのいないグループですが、北山がメンバーをさりげなくまとめるなど、リーダー的役割を果たしています」(ジャニーズ事務所関係者)



滝沢の楽屋でも自宅のようにくつろぐ北山


 SMAPが解散し、嵐が活動休止を発表するなど、大きな転換期を迎えているジャニーズ事務所にあって、北山は、揺れるタレントたちをつなぎ合わせる“キーマン”となりつつある。


「北山はグループを超えて、事務所の中でも存在感を増しています。ジャニーズJr.のプロデュースを手がける『株式会社ジャニーズアイランド』社長の滝沢秀明(37)とも非常に仲が良い。舞台『滝沢歌舞伎』が行われていた新橋演舞場の滝沢の楽屋で、北山はよく自宅のようにくつろいでいました」(ジャニーズ事務所関係者)




「滝沢イズム」の継承者とも言われている。


「一見、天真爛漫で人の上に立つタイプには見えないのですが、後輩の面倒見がいいんです。世田谷区にある行きつけの居酒屋で、後輩のジャニーズJr.とお酒を飲む事もあります」(同前)



 2016年のSMAP騒動の最中、滝沢(当時34)は、小誌記者の直撃取材にこう答えていた。


「ウチのタレントは基本、自分自身なんで。タレント本人、一人ひとりが自分の人生を決めて、自分の活動を決めて動いている事務所なので、派閥があろうがなかろうがそんなの関係なくて、自分自身がどういうふうにタレント活動していくか、自分自身をやっていくか」(2016年9月15日)



大先輩2人を押さえている北山


 ただ、北山を憎からず思っているのは、滝沢だけはないという。


「Kis-My-Ft2はもともと中居正広(46)の肝煎りのグループで、彼らは今でも数多くのテレビ番組で共演していますが、特に北山は、中居の自宅を訪れて直接薫陶を受けるなど、プライベートでも交流があります。バラエティではMCを務めることも多い北山は、中居を『尊敬する先輩だ』と周囲に話しています」(同前)



 結果的に、北山は今後のジャニーズの将来を背負って立つ大先輩2人を押さえているのだという。他の事務所関係者は、「今のKis-My-Ft2があるのは北山の人間力のおかげ」と語る。


「2016年末、SMAP解散などで事務所が揺れた時期がありました。SMAPのマネジャーだった “飯島派”と、現社長の“ジュリー派”に分裂し、タレント同士もギスギスしていた。飯島派だったKis-My-Ft2にとっても、事務所内の派閥争いは人ごとでは済ませられない状況でした」



スタッフから嫌われた北山がメンバーに伝えたこと


 そこで動いたのが北山だった。


「北山は、当時のチーフマネジャーK氏に『サポートが足りない』といった不満や、今後の戦略について進言。かなり熱く訴えたようで、生意気だと煙たがられ、結局、嫌われてしまうということがあったのです」(同前)



 チーフマネジャーとの話し合いの後、情勢の悪さを察知した北山はすぐにメンバーに連絡を入れたのだという。


「『俺のことをよく思わないスタッフから、俺に対する愚痴を聞くかもしれない。その時は俺を庇わず、スタッフと上手くやって仕事を取りにいってくれ』と伝えたのです。その後、予想通り、メンバーはK氏がもらす北山についての愚痴に付き合い、K氏を立てた。


 一方で、北山はスタッフやメンバーから孤立する時期が続きました。しかし、そのおかげでKis-My-Ft2の事務所内でのポジションが確立され、新たな仕事にも繋がったんです。昨年はグループ初の5大ドームツアーも開催。現在は北山が孤立することもなくなり、順調にやっているようです」(同前)




 北山の“外交”はいまや派閥を縦横無尽に飛び越える。


「遊び仲間の薮が所属するHey! Say! JUMPは、“ジュリー派”の申し子。滝沢社長はジャニーズJr.を率いる、いわば“滝沢派”。中居は元“飯島派”です。でも、北山の交際範囲に事務所内の派閥は関係ない。同じ事務所のタレントの曲をカラオケで歌うことはよくあるわけですが、やはり親しいグループのレパートリーからチョイスするのが普通。そういう意味では、ジュリー派筆頭の関ジャニ∞の歌をキスマイの北山が熱唱しているということ自体が、その近しさを象徴しているのです」(同前)


 北山の“ジャニーズ愛”は激動期に突入した事務所を救うか。



(「週刊文春」編集部/週刊文春)

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