小松菜奈&坂口健太郎、最初のシーンは花火『余命10年』映像特典

2022年6月12日(日)11時0分 シネマカフェ

『余命10年』(c)2022映画「余命10年」製作委員会

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小松菜奈坂口健太郎が共演した映画『余命10年』のデジタル配信とBlu-ray&DVDリリースを記念して、プレミアム・エディション収録の4時間を超える映像特典から、撮りおろしスペシャルトークが少し公開された。




今回初共演となった小松さんと坂口さんの最初の共演シーンは、和人(坂口さん)の住んでいるマンションの屋上で手持ち花火をするシーン。坂口さんは「藤井組という現場も初めてだったので、現場がどういう風に流れていくのかとか、スピード感とかを探っていたかもしれないですね」と話し、花火のシーンについては「台詞が無い、ほぼ目線だけでのやり取りが凄く美しく見えました」とコメント。このシーンの時点で、和人は茉莉(小松さん)のことを好きになっており、セリフがなく、目線だけで演じることが、坂口さんとしては和人の繊細な感情表現をうまく演出できたとふり返っている。

劇中のキーアイテムとなる、全編にわたり登場する“茉莉のビデオカメラ”の話題へ移ると、小松さんは「茉莉が肌身離さず持っていた大切なものだったので、撮影に入る前に実際に使うカメラをお借りして、ズームはどうやってやるのかとか、まずは慣れようと思いました」と話す。茉莉役の小松さん自身が、そのカメラで撮影を行い、その映像は実際に本編でも使用され、茉莉目線のリアルな世界観を醸成している。

ビデオカメラでの撮影は「面白かった」と語る小松さん。「映画を観ていても、お客さんが実際に茉莉としてビデオを撮っているみたいに、茉莉にしか見えない目線が見え、茉莉に対して近い距離を感じるようになったと思います。お姉ちゃん(桔梗/黒木華)が茉莉に見せる顔もよりリアルに感じられたと思うので、ビデオがあってよかったです」と話した。

また、「休憩中にスタッフさんを撮ったりとか、結構色々と撮影していたんですよね。(撮影のために)髪の毛を切ったんですけど、”ここから大変なシーンが始まる!”と断髪式のような感じでビデオカメラを回しておいたりとか、そういうのも全部入っているので、すごいメモリーですよね」と本番以外でもビデオカメラをまわしていたことを明かす。茉莉だけでなく、小松さんや坂口さんをはじめとするキャスト、スタッフの思い出が詰まった貴重な映像が収められている“茉莉のビデオカメラ”。その映像は、一部プレミアム・エディションに映像特典として収録されている。

『余命10年』は6月24日(金) 先行ダウンロード販売開始、7月22日(金) デジタルレンタル、ブルーレイ・DVD発売、レンタル開始。

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