チャールズ国王、デヴィッド・ベッカムと対面 「ユーロ2024」の話題で盛り上がる

2024年6月13日(木)10時3分 Techinsight

セント・ジェームズ宮殿でデヴィッド・ベッカムと対面したチャールズ国王。デヴィッドは5月に「キングス財団」のアンバサダーに就任した(『The King’s Foundation Instagram「Celebrating the work of The King’s Foundation at the charity’s inaugural Awards ceremony at St James’s Palace this evening.」』より)

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チャールズ国王(75)が、「キングス財団」の授賞式で同団体のアンバサダーを務めるデヴィッド・ベッカムと対面した。国王とデヴィッドは、14日に開幕される「UEFA欧州サッカー選手権」に関する話題で盛り上がると、イングランド代表の健闘を祈った。同じくアンバサダーを務める歌手ロッド・スチュワートは、スピーチをした際にデヴィッドへ向けてジョークを放つ場面も見られた。

英ロンドンのセント・ジェームズ宮殿で現地時間11日、第1回「キングス・ファウンデーション・アワード」が開催された。


「キングス財団(The King’s Foundation)」は1986年にチャールズ皇太子(当時)が「プリンス財団(The Prince’s Foundation)」として設立した教育慈善団体だ。


同団体は持続可能な未来を創造することを目的とし、あらゆる年齢層や背景を持つ人々に教育やトレーニングの多様なプログラムを実施することで、地域社会の繁栄と再生、ケアを行っている。伝統技術を守るための教育プログラムと並行し、都市再生と都市計画を通じた地域社会の活性化や持続可能な食料生産の支援、農村技術を教えることも目的としている。


今回の授賞式には、5月31日に同財団のアンバサダーに就任したデヴィッド・ベッカム(49)が出席した。サッカー界で活躍したデヴィッドはその貢献が認められ、2003年に「OBE(Order of the British Empire、大英帝国勲章)」を授与された。


デヴィッドは英コッツウォルズ地方の別荘で養蜂をしており、先月にチャールズ国王と対面した時は養蜂について熱く語っていた。自然を愛する国王は、デヴィッドの田園地方に対する愛情に感銘を受けたという。


授賞式の会場でデヴィッドと対面したチャールズ国王は、ドイツで開催される「UEFA欧州サッカー選手権(UEFA EURO 2024)」に先立って行われた、イングランド代表とアイスランド代表の国際親善試合に言及した。現地時間7日の試合では、0−1でイングランド代表が敗北した。


第17回「UEFA欧州サッカー選手権」は現地時間14日に開幕し、16日夜にはイングランド代表がセルビア代表と対戦する予定だ。


そのためデヴィッドが「いえいえ、あまり深読みすべきではないと思います」と言うと、国王は「気にすることではないね? あれはウォーミングアップのセッションだった」と答えた。


そしてデヴィッドが「ウォーミングアップでした。我々は大丈夫ですよ」と本大会でのイングランド代表の健闘を祈ると、国王は「最初にすべての力を使い果たしたくはなかったからだよ」と付け加えた。


その言葉を聞いたデヴィッドは、親指を立てる“サムズアップ”のポーズを取ると「我々は準備を整えます。ガレス(サウスゲート監督)も同じです」と気合を入れた。


なお授賞式には、同団体のアンバサダーを務める歌手ロッド・スチュワート(79)と妻のペニー・ランカスター(53)が出席していた。


2016年にナイト(Knight)の爵位を授与し、“Sir(サー)”の称号を持つロッドは、短いスピーチでこう語った。


「ペニーと私は、国王財団のアンバサダーに就任し、とても光栄です。ナイトであることも素晴らしい栄誉です。デヴィッド、きみの番はもうすぐだ!」


デヴィッドが首を振って笑っていると、ロッドはこの後「彼は冗談が通じる」と補足したという。


画像は『The King’s Foundation Instagram「Celebrating the work of The King’s Foundation at the charity’s inaugural Awards ceremony at St James’s Palace this evening.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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