米ディズニープラス、オリジナル映画除く全作品の配信開始日が金曜から水曜へ ─ 狙いは供給量の分散か、7月より施行

6月18日(金)7時30分 THE RIVER

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ディズニープラス(Disney+)が新たな配信戦略を発表した。ディズニープラスオリジナル映画を除き、今後配信がスタートとなる全ドラマ&全アニメ作品の配信開始日が、金曜日から水曜日に変更される。米主要メディアが報じている。

これまでディズニープラスでは、新作オリジナル作品の配信開始日が金曜日に統一されてきた。しかし、2021年6月9日より配信開始となったマーベル・シネマティック・ユニバースの新作ドラマ「ロキ」のみ、毎週水曜日に配信されることとなった。「ロキ」における例外的な決定については具体的な説明がなされることは無かったものの、曜日変更の影響を受けること無く、配信初日の米国視聴世帯数は「ワンダヴィジョン」の65万5,000世帯、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の75万9,000世帯を大幅に超え、89万世帯を記録した。全ディズニープラスオリジナル作品における配信初日の視聴数でも最多となった。

世間一般的に、水曜日というと平日の中日(なかび)であり、大部分の企業、学校が稼働している。一方、金曜日は平日の最終日ということで、夕方に配信開始となるディズニープラス作品には、比較的手を伸ばしやすいはずだ。にもかかわらず、このたびの決断に至ったディズニープラスにはどのような思惑があるのだろうか。

The Hollywood Reporterによれば、狙いは「ディズニープラス上で増加していくオリジナルコンテンツを提供すること」だという。つまり、映画は金曜日、ドラマは水曜日と配信のタイミングを分散させることによって、作品供給量のバランスを保つことに意義があるのだろう。

また、水曜日に移動することによって、市場競争レベルでのメリットも生まれることになる。これはディズニープラス側が定めた狙いの範疇かどうかは不明だが、例えばNetflixオリジナル作品は恒例的に新作が金曜日に配信開始となるため、両サービスに加入しているユーザーにしてみれば、視聴のタイミングが分散される。Netflixとの天秤にかけられた結果、後回しにされる、またはそのまま淘汰される可能性も少なからず低くなると考えられそうだ。なお、ドラマシリーズを一挙配信で提供しているNetflixに対して、ディズニープラスは従来どおり毎週配信を継続していくという。

このたびの発表は、2021年7月より施行される。「スター・ウォーズ: バッド・バッチ」など、現在毎週配信中の作品については全話終了まで新着エピソードは金曜日に提供されるとのこと。また、このたびの発表に伴い、日本では7月9日(金)に配信開始のアニメシリーズ「モンスターズ・ワーク」をはじめ、7月以降にスタートする作品は米配信日が調整された。日本での対応は未定となっている。

Source: THR,Comicbook


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