海老蔵 子育てと舞台、トレーニングに集中し飲み歩きも封印

6月20日(水)7時0分 NEWSポストセブン

「歌舞伎の道に進みたいと思います」と宣言した勸玄くん

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《まだまだ悲しみは癒えませんが 麻央が残してくれた 2人の子供と懸命に 生きていきたい。》


 6月10日、市川海老蔵(40才)はブログにそう綴った。その日、昨年6月22日に亡くなった小林麻央さん(享年34)を偲ぶ「一年祭」が営まれた。海老蔵をはじめ、長女・麗禾ちゃん(6才)や長男・勸玄くん(5才)、麻央さんの姉・小林麻耶(38才)など限られた関係者だけが顔を揃え、ひっそりと行われたという。


「当初、都内の市川宗家ゆかりの神道の神社で行う予定でした。ただ、人目があるということもあり、宮司さんを別の場所に呼んで執り行ったそうです」(海老蔵の知人)


 たった1年で乗り越えられる悲しみであるはずがない。それでも、子供たち2人の父であり、歌舞伎界の名門・成田屋を背負う海老蔵は立ち止まっているわけにはいかない。


 海老蔵が座頭を務める『七月大歌舞伎』が7月5日、歌舞伎座(東京・中央区)で幕を開ける。昼夜2部公演。海老蔵は昼の部で羽柴秀吉と孫悟空の2役、夜の部では『源氏物語』の光源氏を演じる。


「昨年から、7月の大歌舞伎は海老蔵さんが座頭を務めています。チケットも完売になる人気公演です」(歌舞伎関係者)


 ところが、今年の七月大歌舞伎を控え、ちょっとした騒動が広まっているという。


「実は今回、昼夜どちらも海老蔵さんがワイヤーにつり下げられる『宙乗り』の演出が予定されているんですが、“光源氏のイメージに宙乗りは合わない”と、関係者から疑問の声が上がってるんです」(前出・歌舞伎関係者)


 そうした声は、海老蔵の耳にも届いている。だが、雑音を気にすることなく稽古に集中しているという。別の歌舞伎関係者が明かす。


「麻央さんが亡くなった直後の昨年の七月大歌舞伎で、海老蔵さんと勸玄くんは“親子宙乗り”を実現しました。勸玄くんは歌舞伎史上最年少での宙乗り。麻央さんは、その晴れ舞台を見ることを1つの目標にしていましたが、それは叶わなかった。それから1年、海老蔵さんが今回も宙乗りにこだわるのは、天国の麻央さんに宙乗りする姿を届けたいからなんじゃないでしょうか」


◆歌舞伎以外の道を望むなら…


 この1年で海老蔵は大きく変わった。


「正直、麻央さんの喪が明けたら夜の生活も再開すると思ってました。歌舞伎役者というのは派手に飲むのも“芸の肥やし”というのがありますから。でも、最近まったく飲まない。誘うのも気が引けるほどです」(前出・知人)



 40才という年齢もある。


《(肉体は)商売道具じゃないですか。顔もそうだし、動きもそうだし、声もそうだし(中略)洋服をきれいに着るのとおなじで(体への)手入れは必要ですよね》


 海老蔵は『GQ JAPAN』の最新号のインタビューでそう語った。


 麻央さんと結婚直後、2010年11月の「西麻布暴行トラブル」は忘れられない出来事だが、毎晩のように酒宴を開いていた海老蔵が、今では友人とワイワイ飲むのも《意味がないから》(前出・『GQ』インタビューより)やめたという。


「早朝のトレーニングも食事もストイックでまるで修行僧。歌舞伎界を牽引していく身として“当然のこと”だと彼は言いますが、かつて30代前半までの彼を知っている人間からすると信じられない変化です。


 年齢や責任はありますが、麻央さんのことがあり、どこか自分に大きい負荷をかけているように思います。たまには飲んだり、遊んだりしたほうがいいのではないかと思うほど、子育てと舞台とトレーニング以外に時間を使っているのを見ないんですから…」(前出・知人)


 仕事や稽古を終えてとある住宅街に向かったと思えば酵素風呂で体をメンテナンス。夜、子連れでホテルへ向かったと思えば食事とジムでのトレーニング。たまの休日はディズニーランドなど完全に父として過ごす。


 そんな“家庭人”海老蔵には目下、大きな悩みがあるという。勸玄くんのことだ。


「実は、勸玄くんが“幼稚園に行きたくない”と漏らすことがあるそうです。『登園拒否』の理由は、歌舞伎の稽古が楽しいから。幼稚園入園前から歌舞伎のDVDなどを見ていたほどで、役者の卵であると同時に、生粋の歌舞伎ファン。


 海老蔵さんの公演を見に歌舞伎座に足を運ぶことも多く、一流の役者に囲まれ、歌舞伎の楽しさに熱中するのもよくわかります。しかも、海老蔵さんは息子に教えるときも、“スパルタ”はなく、楽しませながら指導する。“幼稚園よりも楽しい”と感じてしまうのもしょうがないでしょうね」(前出・知人)


 海老蔵にとっては、この上なく嬉しいことにも思える。


「海老蔵は日頃から、“子供たちが歌舞伎の世界しか知らない人間になってほしくない”と口にしています。自分自身が長年、成田屋の長男としての重責に苦しんできたこともあり、歌舞伎以外の道を望むなら、それもまたよしと考えているんです。もちろん勸玄くんが跡を取ってくれれば心強いでしょうけど、父親としては複雑な心境のようです」(前出・別の歌舞伎関係者)


※女性セブン2018年6月28日号

NEWSポストセブン

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