一茂「鉄拳制裁はコミュニケーションの延長」論に賛否 ジャイアン理論の指摘も…

6月20日(木)10時5分 しらべぇ

コメンテーターとしても活躍し、独特な感性からの歯に衣着せぬ発言で何かと世間を騒がせがちな長嶋一茂

19日放送『長嶋一茂&石原良純のいきなりやってみた!』(テレビ東京系)では、そんな一茂のこれまでの「極論」に対して各界の論客を交えて徹底討論、その内容が話題を集めている。

 

◼一茂の指導

体罰問題に関して「指導者に何十発殴られようと愛情を感じていた」と自身の野球部時代を振り返り、「50回注意しても理解できないやつは殴ったほうが早い」と体罰を容認するかのような持論を展開してきた一茂。

この発言を受け、「50回言ってもわからないヤツは1回殴っても理解できない」と周囲が指摘するも、一茂は「可能性はある」と意見を曲げない。

ここで尾木ママこと教育評論家・尾木直樹氏は「殴って、相手が理解したってどうしてわかるの?」と質問。これに一茂は自身が殴られたときの感覚と前置きした上で、「俺のために殴ってくれた。『はっ』と気付かされたことがある」と解説した。

 

◼古谷氏が噛みつく

文筆家・古谷経衡氏は、「愛情があると思って殴られているんですか?」との質問に首を縦に振る一茂に対し「マインドコントロールされている可能性がある」と指摘。

テリー伊藤は「体罰は指導者の力量不足」を主張。そこから一茂に「自分の過去を否定したくないから体罰を容認し周囲に押し付けている」と推測していく。

一茂はこういった指摘を受け入れながら、「自分が指導者なら絶対叩かない」とした上で「愛情が前提。一発の鉄拳制裁がコミュニケーションの延長線上にある」とさらなる持論を展開した。

◼古谷氏「それはジャイアン理論」

古谷氏は「暴力を受ける側が加害者側の気持ちを忖度しなきゃならないのは、ハッキリ言ってバカ」と一茂の主張を全否定。

さらに「愛があれば誰に殴られてもイイんですか?」と逆に極論を口にしながら、「愛があるかの判断は自分、それは危うい。暴力を肯定することになる」と持論をぶつけていく。

「空手をやっていて暴力と対極の人間にある」とあくまでも暴力は否定する一茂。「今は総じて暴力って言葉になるけど昔はビンタで気がつくヤツもいたって話」と熱弁するが、古谷氏は「それはジャイアン理論。俺が正しかったら暴力じゃないっていうのと同じ」と納得できない様子だった。

 

◼一茂の結論は…

教育の現場において「殴ったほうが全て悪い」という風潮がダメとの思いから、「50回言っても理解できない相手には殴ったほうが早い」と主張したと一茂は自身の発言の意図を解説。

これに理解を示しながらも、「暴力は基本的に罪」「体罰NGにしないと教育のレベルが上がらない」と周囲は反論。一茂の影響力の大きさを危惧し発言の撤回を求める。

それでも一茂は「1回言ったことは撤回しない」と聞く耳を持たず、「コメンテーターなんてほとんど必要のないヤツばっか。俺の意見なんて誰も聞いてない」と自身の発言に影響力はないと主張し討論は幕を閉じた。

◼視聴者は賛否

一茂VS論客たちで繰り広げられた舌戦に、視聴者からはさまざまな意見が寄せられている。

一茂の主張に賛同する声もあり、視聴者の多くは「ときには愛のある指導が必要」だと感じているようだ。

 

◼体罰は犯罪?

しらべぇ編集部で全国20〜60代の男女1,363名を対象に調査したところ、全体の59.1%が「体罰は犯罪として処罰されるべき」と回答している。

「愛のムチ」も今や昔、どのような理由があれ体罰が許されない時代となった。過去に裏打ちされた一茂の持論が暴論に映るのも、ある意味では仕方がないのかもしれない。


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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2018年8月31日〜2018年9月3日

対象:全国20代〜60代の男女1,363名(有効回答数)

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