W杯セネガル「マネ練習不在」は「アジジ作戦」? 前日「車いす」で登場し...

6月22日(金)20時16分 J-CASTニュース

日本代表の西野朗監督もセネガルの要注意選手にマネの名をあげている

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「アジジ作戦」——。サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)H組で日本代表と戦うセネガル代表の練習場に、エースFWサディオ・マネの姿がなかったことで、インターネット上でこの言葉がホットワード化した。


それは20年以上前に用いられた。日本が初めてのW杯出場を決める「ジョホールバルの歓喜」が起きる試合前のことだ。



「これは完全にアジジ」



セネガル代表は日本時間2018年6月21日、24日の日本戦に向けて練習。22日の「Nスタ」(TBS系)では、メディアに冒頭15分だけ公開されたその模様を伝えたが、エースのマネがいなかった。



中核選手の「練習不在」。西野朗監督も要注意選手として「マネでしょう」とあげており、仮にコンディション不良で日本戦欠場となれば、日本に有利に働くのは間違いない。



インターネット掲示板では「こりゃ日本勝ったわ」「出てもコンディション不良なら神風吹いてるだろ」「なんかセネガル戦も勝てそうだな」と勝機を見出す書き込みが相次ぐことになった。



だが情報戦との指摘も多く、



「全力で日本を潰しにくるよ。アジジ作戦」

「西野のコメント受けての情報戦か でもなアジジ作戦は通用しねえぞ」

「これは完全にアジジ」


と、「アジジ」を引き合いに出す声も少なくない。



「アジジ作戦」とは、1997年のフランスW杯アジア第3代表決定戦・日本対イラン戦で、イランがとったもの。主力FWコダダド・アジジは試合前日、日本の報道陣の前に「車いす」に乗って登場した。「欠場か」とも報じられたが、試合には素知らぬ顔で先発出場。1-0の日本リードで迎えた後半開始直後に同点弾を叩き込むなど躍動した。車いすは日本を油断させようとしたのか、というわけだが、当時の岡田武史監督らはウソと見抜いて気に留めなかったという。



ハメス・ロドリゲスとの違い



この第3代表決定戦は2-2で延長戦に突入し、FW岡野雅行のゴールで日本のW杯初出場を決める「ジョホールバルの歓喜」につながる。歴史的な一戦で起きた奇妙な「作戦」だけに多くの人の心に残り、試合直前に欠場を疑わせる情報が流れると、いまだに「アジジ作戦」と言われる。



日本が19日に行ったコロンビア戦前も、エースのMFハメス・ロドリゲスが「ふくらはぎ負傷で欠場か」と報じられると、一部でアジジ作戦と疑われた。だが、ハメスは本当に先発しなかった。途中投入されるも決定機に絡めずに終わり、コンディション不良を感じさせた。



今回のマネがハメスと異なり、より「アジジ作戦」を思わせるのは、20日のポーランド戦に実際に先発フル出場していたことが大きい。相手のオウンゴールを誘ったMFゲイェのシュートにつながるパスを出すなど、攻守に奔走。自身の得点はなく、ベストコンディションとは言えなかったものの2-1の勝利に貢献していた。



そして22日、セネガル代表の練習場には、もうマネの姿があった。果たして24日の日本戦には出るのか、情報戦は続きそうだ。

J-CASTニュース

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