【速レポ】『ランティス祭り』DAY1(5):カバーコーナーに沸いた中盤戦

6月21日(金)23時15分 OKMusic

(OKMusic)

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■ TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND &佐咲紗花&NOW ON AIR■

開演から3時間半が経ち、イベントも折り返し。ここで現れたのがシーンでは異色のテクノポップユニット・TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDだ。結成25年と、実にランティスより長い歴史を持つ彼らが披露したのは、『ウィッチクラフトワークス』のED主題歌「ウィッチ☆アクティビティ」。本日の出演者であるNOW ON AIRの6人と猫耳を付けた佐咲紗花をヴォーカルに迎え入れ、弾ける炭酸のようにフレッシュな歌声と心弾むテクノサウンドで、にぎやかに後半戦のスタートを切る。

セットリスト

1. ウィッチ☆アクティビティ

■ 結城アイラ ■

ここからはランティスのナンバーを、同じランティスのアーティストが歌うびっくり箱のようなブロックへ。まずは結城アイラが『アイドリッシュセブン』に登場するユニット・TRIGGERの映像をバックに、自身が彼らのために歌詞を提供した「DIAMOND FUSION」をエモーショナルに届けてゆく。いわばセルフカバーというかたちだが、本来男性用に書かれたクールなEDMチューンを女性が歌うということで、原曲とも従来の結城アイラ楽曲とも異なるセクシーさを醸していたのは興味深かった。

セットリスト

1.DIAMOND FUSION

■ 米倉千尋&石田燿子 ■

続いて、米倉千尋&石田燿子がデュエットしたのは、なんと「ころころここたま!」。キッズ向けアニメ『かみさまみならい ヒミツのここたま』の愛らしいオープニングテーマを、90年代から活躍するふたりが歌うという予想外の組み合わせだけでも意外だが、作中キャラのラキたま&メロリーの着ぐるみに、なぜかTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDの松井洋平までが乱入して大はしゃぎ! 花道に散ったふたりと2匹を従えて、ステージ中央で松井が客席を煽るというカオスは『ランティス祭り』ならではのものだろう。

セットリスト

1.ころころここたま!

■ NOW ON AIR ■

さらにスペシャルだったのが、ここまですでに2ステージをこなしたNOW ON AIRによる名曲「もってけ!セーラーふく」だ。『らき☆すた』のキャラたちが踊るエンディング映像がモニターに大映しになり、セーラー服にゴールドのポンポンを携えて元気に6人が登場すれば、オーディエンスは大熱狂! TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDによるポップな演奏に乗り、“ハイ! ハイ!”とサイリウムを振り上げジャンプして作られた空間は、最高の盛り上がりを見せた!

セットリスト

1.もってけ!セーラーふく

■ yozuca*〜CooRie〜yozurino* ■

転換SEのあとは、縁ある女性シンガーたちが縁ある楽曲を歌いつないでゆくメモリアルなシーンが展開。イントロのオルゴール音でドッと湧いた歓声を受け、まずyozuca*が「サクライロノキセツ」(『D.C.S.S. 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜』)を表情豊かに歌い上げると、今度はCooRieが『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』ED主題歌「優しさは雨のように」を涼やかなヴォーカルを届けて、場内のサイリウムを桜色から雨色に変える。同一シリーズの2曲で作品の切ない世界観を見事に体現してゆくのは、親交が深く、ふたりで音楽ユニットyozurino*としても活動している彼女らだからこそ。そして、ステージにyozuca*とCooRieのヴォーカル・rinoが揃うと、今度はそのyozurino*として「サクラサクミライコイユメ」を美しいハーモニーで聴かせてゆく。『D.C. 〜ダ・カーポ〜』のオープニングテーマとしてyozuca*が担当した軽快でポジティヴなナンバーをふたりで披露するというレアなシーンに、オーディエンスもピンクのサイリウムで歓喜を露わにしたのは言うまでもない。

セットリスト

1. サクライロノキセツ

■ 橋本みゆき&佐咲紗花&美郷あき &CooRie&yozuca*&Minami ■

しかし、サプライズはここで終わらなかった。なんとMCでふたりが呼び込んだのは、橋本みゆき、美郷あき、佐咲紗花、そして本日は出演がアナウンスされていなかったMinamiの4人。“この6人で一緒にステージに立てて本当に幸せだなと思ってます”とMinamiが語って披露されたのは、もちろん「Circle-Lets Friends!」(『サークレット・プリンセス』ED主題歌)だ。今年、シーンに衝撃を与えた歌姫勢ぞろいユニットによるリズミカルなアッパーチューンを、個性の異なる6人が声を合わせて歌うさまは、まさしくプリンセスたちの輝きに満ちたもの。その景色を客席のサイリウムがさらに強く照らし出していた。

セットリスト

1. Circlet-Lets Friends!

■ アイカツスターズ! ■

ここで清々しいSEが流れ、“サヨナラはいらない”と「We are STARS!!!!!」を贈れば、オーディエンスも精いっぱいの声援を返す。《夢は見るものじゃない 叶えるもの》《振り返らないで 行こう》と、全力でパフォーマンスし、“みんな手拍子して!”と煽る5人に応え、場内はクラップの嵐に。実は今日がステージ初披露であった「We are STARS!!!!!」について、りえは“私たちにとってすごく大切な曲”と、みきは“5人なので五角形をテーマに振りを作ってもらいました。五角形の点を結ぶと星になる! みんな星は見えましたか?”と問い掛け、満場の歓声を浴びる。ラストは“アイカツ、最高!”と客席とともにキメて、歌詞にある通り“次のステージ”への出発を祝した。

セットリスト

1. We are STARS!!!!!

■ ALI PROJECT ■

一転、場内の空気を塗り替えるように荘厳なSEが鳴り、スモークの中からALI PROJECTが現れる。左右で妖しく舞うドラァグクイーンを従え、投下したのはお馴染みの「聖少女領域」(『ローゼンメイデントロイメント』OP主題歌)。ヒステリックなストリングスの音色と、綱渡りを急かされるような危ういメロディー、甘さを煮詰めて毒へと昇華させたような歌声のコンビネーションに、“少女”の純粋すぎるがゆえの狂気を描かせたら、やはり彼らの右に出る者はいないと実感させる。反面“最近アニメには関わっていないので、アニオタのみなさんには忘れられているかもしれませんが、私は生きてます!”“この曲を歌うと身も心も少女に戻ります…私もアイカツスターズ!に入りたい”というまさかのMCで、場内を爆笑の渦に。さらに“身も心も少女になったあとは、身も心も女王様になろうと思います”と、「跪いて足をお嘗め」(『怪物少女』エンディング主題歌)をドロップ。心をかき乱す、奇怪にして美麗な旋律と世界観を繰り広げ、唯一無二の存在感を示した。

セットリスト

1. 聖少女領域

2. 跪いて足をお嘗め

text by 清水素子

★レポートは『ランティス祭り2019』公式サイトでも公開中!
https://lantis.jp/20th/report.html

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