胸くそ悪いけど、なぜか癖になる…後味悪い結末が待つ映画3選!

6月22日(金)11時0分 yummy!

みなさんは、映画は好きですか?
筆者は大好きです。
特に「これ!」というジャンルの好みはなく、満遍なく見ています。
よくネット上のキュレーションサイトなんかを見てみますと、「恋するあなたに送る、名作恋愛映画ベスト3!」みたいなコラムを見かけることがあります。
アレ、非常にいいですよね。
でも、感動系、恋愛系ばかり目立っていて、他のジャンルってまだそんなに多く紹介されていません。
そこで今回は、テーマは後味の悪い結末が待っている映画を紹介します!

ミスト(2007年)


スリラーホラーの大家、スティーブン・キングの原作小説を元に2007年にアメリカで公開されたSFホラー「ミスト」。
霧に覆われた街で次々に起きる奇怪な事件と、極限の状況に際して徐々に追い詰められる人々の様子を丁寧に描いた名作です。
後味が悪い映画といえばすぐに「ミスト」を想起してしまう人も、結構多いかもしれません。
それほどに後味が悪いエンディングが待ち受けています。
人間社会の秩序の崩壊、霧から次々に襲来する正体不明の怪物、助けもこない篭城戦と、その局面から決死からの脱出劇と、終始見ていて心臓が痛くなる思いをする作品です。
こういう作風の映画なので、オチについても「普通はそんな終わり方しないでしょ」と思えるような顛末が待ち受けています。
原作を超えたバットエンドを、ぜひとも見ていただきたい1本です。

ウィッカーマン(1973年)


かなり古い作品ですが、イギリスで1973年に制作された「ウィッカーマン」という映画をご存じでしょうか。
2006年にニコラス・ケイジ主演でリメイクされたこともあるこの映画は、本当に胸くそ悪い作品として、恐らく今後も100年は話題に残り続けることでしょう。
スコットランドで警察官をしているニールは、ヘブリディーズ諸島のサマーアイルに住む人物から、「島の娘が行方不明になった」との匿名の手紙を受け取ります。
その調査をすべく指定された島に向かうニール。
かくして上陸した孤島は、おかしな土着信仰の根付いているコミュニティでした。
娘の行方を調査していくなか、彼はその娘が島の奇怪な風習のために、いけにえにされそうになっているのではないかと考えるようになります。
ところが実は、その娘はそもそも失踪しておらず、最初から島のコミュニティの一員。
ニールはそうとも知らずに誘い込まれたのでした。
この島の人々がニールを島に呼んだ理由は、本当にろくでもない思惑に基づくものでした。
タイトルにある「ウィッカーマン」とか、木製の巨大な人形のことを指します。
ケルト民族の風習にインスパイアされたという、サマーアイルの独特の雰囲気は、終始作品を奇妙な緊張感で包みこんでおり、その緊迫したテイストは最後の最後で大爆発してしまいます……。

冷たい熱帯魚(2010年)


かつて日本で実際に起きた、愛犬家連続殺人事件と呼ばれマスコミを狂騒させた事件を元にした映画。
それが「冷たい熱帯魚」です。
凄まじい勢いで家庭内不和の真っ只中にある主人公の社本はあるとき、巨大な熱帯魚店を経営する村田と出会います。
この村田、非常に口の立つやり手の経営者で、たちまちに社本を取り込んで高級熱帯魚ビジネスへ参加させるのですが……。
実在の事件にインスパイアされているため、殺人の描写がやけに細かく、血のりの量もかなりのもの。
その上で繰り広げられるドラマもいちいち気分が悪いものばかり。
社本の奥さんが村田の情婦になってしまったり、娘は村田に懐いてしまったり、もういちいち目を覆うような状況が延々繰り広げられます。
本当に起きた殺人事件がベースになっているものの、その結末は全く異なっており、そういった意味では事件を知っていても、なかなか最後の展開までは予想できないはず。
と言っても、後味が悪い結末が待っていることには変わりがなく、間違いなく観賞後は嫌な気分になれるはず。
それからしばらくは生肉を見るのもためらわれるようになるかもしれませんね。

おわりに


これは個人的な好みによるところが大きいのかもしれませんが、ストーリーが陰鬱で救いがない映画に、明るいラストは似合わないと思っています。
今回紹介した3本は、いずれもその点を強く意識して選出してみました。
どれもこれも癖が強い作品ですが、たまにはひどい結末の映画を見るのもいいものです。
いずれの映画も有名なので、すでにご覧になっている方も多いかと思うのですが、もしも見ていないのであれば、ぜひどうぞ!
(松本ミゾレ/ライター)

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