ジブリ鈴木敏夫氏、地元名古屋で展覧会開催 宮崎駿監督には内緒にしたかった!?

6月23日(土)16時36分 オリコン

名古屋・松坂屋美術館『スタジオジブリ鈴木敏夫言葉の魔法展』(6月23日~7月16日)開会式に出席した鈴木敏夫氏(スタジオジブリ代表取締役プロデューサー)(C)TS

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 スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏が23日、名古屋・松坂屋美術館で『スタジオジブリ鈴木敏夫言葉の魔法展』の開会式に出席した。同展は広島で初開催された後、鈴木氏の出身地、名古屋に凱旋。宮崎駿監督には、なぜか名古屋開催について内緒にしていたそうだが、「展覧会のポスターも絶対見られないようにと、周りのスタッフに言っておいたんですが、一人のスタッフが机の上にポスターを置いておいてしまって、見つかっちゃったんですね、結局。けれど彼は、このことには触れてこないですね(笑)」と、話していた。

 同展は、鈴木氏による手書きの書を、ジブリ作品の資料などとともに紹介し、その軌跡をたどる趣旨で企画された。4月に亡くなった高畑勲さん、宮崎駿監督と出会って40年。『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』、そして『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』まで。ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。その秘密に迫る。

 ジブリ作品の資料だけでなく、鈴木の手書きによる題字、キャッチコピー、キャラクターデザイン、いたずら書き、また、幼少期の制作物から最近の映画寸評、筆による書き下ろしまで、鈴木氏の多岐にわたる仕事を総覧する。

 鈴木氏は、会場となる松坂屋美術館について触れ、「子どもの頃、絵を描いたりすると、何度も松坂屋の階段の踊り場に貼りだしてもらった記憶があります。今回は階段ではなく松坂屋美術館で盛大に開催していただけるということで、ありがたく思っております」と、感慨もひとしお。「名古屋開催に特別な思いは、あるといえばあるし、ないといえばない。ですが、改めて名古屋のことを考えるきっかけになった展覧会だと思います」と、話した。

 ただ「やっぱり心配ですよね。僕の名前がついているから、お客さんが来なかったらどうしようって心配になるんですよ。映画も判断するのはお客さんが入ってくれたかどうか。それは今回も同じですね」と、客入りが気になる様子。

 同展のキャッチコピーである「ジブリは、名古屋から始まった」も「僕が考えたんですが、とにかく名古屋の人にアピールしようと思ってつけました」と打ち明けた。「この展覧会は、入り口は僕の字ですが、やはりジブリの世界。『言葉の魔法展』もジブリの世界を紹介してくれる一つの切り口だと思っています。言葉という切り口で。今までの展覧会では、映画を作ることそのものに力点を置いてきましたが、今回はその周辺のことを紹介しようというのが狙いだと思います」と、ジブリ作品のファンへのアピールも忘れなかった。

 同展は、きょう23日から7月16日まで(前10:00〜後7:30※最終日は午後6時閉館、入館は閉館30分前まで)。会期中無休。観覧料、一般1200円、中高生800円、小学生600円。

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