貪欲に“モテ”追求でブレイク、”ゆうこす”明かす「ぶりっ子は思いやり」

6月23日(日)9時0分 オリコン

”ゆうこす”こと、菅本裕子  撮影:石川咲希(Pash)(C)oricon ME inc.

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 かわいくなりたい、皆に愛されたい。“ぶりっ子”を貫き、貪欲に“モテ”を追求し、SNSを通じて自分の思いを発信し続けてきた、ゆうこすこと菅本裕子さん。今でこそポジティブオーラ全開な印象の彼女だが、SNSに出会う前は今からは想像できないほどのコンプレックスや悩みを抱えていたそう。そんなゆうこすさんに、自身のコンプレックスとの向き合い方や、SNSで発信するうえでの流儀を聞いた。

■「コンプレックスに向き合う過程」を発信していくことで全てが変わった

 ゆうこすさんが初めてメイクをしたのは、小学校の高学年のとき。母親の化粧品を借りて、雑誌のモデルの写真を眺めながら、見よう見まねでやっていたのだとか。ただ、眉毛が太くて濃いこと、鼻が低いこと、丸顔であることなど、様々なコンプレックスも抱えていたらしく、中でも特にニキビには大いに悩まされたそうだ。

——メイクを研究していく中で、最もコンプレックスに感じていたことはなんでしたか?
【ゆうこす】一番のコンプレックスは肌でした。中学生の頃から、肌がボロボロで血が出ていたりもして、とにかくもうすごかったんですよ。原因は全てニキビなんですけど、病院に行ってもなかなか治らなくて、本当に大変でした。

——血が出るほどってすごいですね。具体的にはどのような状態だったのですか?
【ゆうこす】大きいニキビも小さいニキビも無数にあるような感じでした。当時はファンデーションやコンシーラーを薄く塗らないと学校にも行きたくなくて。しかも、スキンケアの正しい方法もわからず、さっぱりさせることがニキビを直すのに一番効果があると思い込んでいて、朝昼晩ととにかく洗顔を一日に何回もしていたんです。コンシーラーでニキビを隠していたときも、クレンジングを重視していなかったので、オイルでゴシゴシ落としたりして、より肌を傷つけていたなって思いますね。

——ゆうこすさんは「物事をポジティブに考えている」と動画で発言されていましたが、そういったコンプレックスに対しては、どのように向き合っていったのですか?
【ゆうこす】アイドルをしていた高校時代が、肌荒れが一番ひどい状態でした。写真なら補正もできるけど、人に直接会うのはものすごくつらかった。駅前でファンに声を掛けられても、「すみません」って逃げちゃったこともありましたね。でも、21歳のときにSNSに出会ったのがきっかけで、コンプレックスに向き合う過程を発信していこうと思ったんです。ニキビが治っていく過程とかも発信していくことで、共感も得られるんじゃないかなって。そこからスキンケアブランドを作ったりもできたので、SNSで発信してよかったなと今は感じています。

——ゆうこすさんは「モテクリエイター」という肩書きで活動されていますよね。「モテ」を仕事にしようと思ったきっかけを教えてください。
【ゆうこす】「人が何を求めているか」ということより、「自分が何をしたいか」を考えました。やるなら継続できることや自分が一番熱量を持っているものに取り組むべきで、そこに共感してくれる人をフォロワーとかファンにしたほうが絶対的に強いなって感じたんです。「ぶりっ子だよね」って私はよく批判をされていたんですけど、ぶりっ子って他者の気持ちを推しはかる能力が高くて、思いやりもある。男女ともに「愛されたい」と感じるのは悪いことではないので、それを肯定できる人になれたらなと思って発信し始めました。

——2016年ぐらいに発信していた「モテ」と現在発信している「モテ」では、意味合いがちょっと違うとも言っていましたが、どのような違いがあるのですか?
【ゆうこす】当初はここまで女性にささるとは思っていませんでしたし、自分の中でブレもありましたね。アイドル時代は男性ファンが多かったので、「モテ」を男性に向けるか、女性に向けるかがきちんと定まっていなくて。今はメイクとかファッションとか、女性向けのモテ企画を考えているんですけど、最初は男性向けに、あざとさを全面に出した“消費されるモテ”を発信していてブレていた部分があったんです。

——「モテ」を意識することや「ぶりっ子」であることのメリットとしては、どんなことが挙げられますか?
【ゆうこす】ぶりっ子とは「人の気持ちを推しはかれること」だと思うんです。今の時代、自分の好きなように生きればいいのにとも言われるけど、相手の気持ちを推しはかるのは、どんな仕事であってもどんな対人関係であっても必要なこと。男性だけとか女性だけとか、対象を絞ったぶりっ子をするとメンタル的にも病んでしまうと思いますし、批判をされがちでもあります。でも、「みんなに幸せになってほしい」っていうぶりっ子精神であれば、自分も相手もハッピーになれるからいいんじゃないかなって思います。

——YouTube、Twitter、InstagramとたくさんのSNSをやられていますが、一番うれしかったコメントはどういったものですか?
【ゆうこす】私と同じように人からぶりっ子って言われて、それが悪いことなんだと思っている子って多いんです。人に好かれたいって思うことはダメなんだって。でも、そういう子たちが私の投稿を見て、「ぶりっ子でもいいんだって思った」とか、「人に対して優しくなろう」とか、「相手の気持ちを推しはかろうということに気づけた」っていうコメントをくれることがあるんです。そういったコメントがあったときに、やっていてよかったなって本当に思いますね。

——DMが一日100件ぐらい来るという話も聞いたことがあります。コメント欄で自分の純粋なファンからではないようなコメントが見られることもあると思います。そういったことがしんどくなるときはありませんか?
【ゆうこす】うーん、でも「あー疲れちゃった」っていうのを防ぐために、たくさんSNSをやっているというのもあるんです。人って色々な面がありますよね。上司に見せる顔、家族に見せる顔、恋人に見せる顔っていっぱいあるじゃないですか。それを私は使い分けている感覚があります。一番拡散されるTwitterやYouTubeは、しっかりとしたゆうこすの情報。生配信とかSHOWROOMとかブログはコアなファン層が見てくれるので、そういうところでは超自由。「つかれたぁ〜」みたいな感じを出したりもするんですけど、コアなファンの方ってそういう部分も見せたほうが喜んでくれるんです。ファンのためでもあるんですけど、自分のメンタルのためにもいっぱい使い分けているのは大事かなって思います。

——では発信をする際には、どういった点に最も気をつけていますか?
【ゆうこす】フォロワー数が増えてきて、自分の1ツイートを少なくとも30万人もの人が見ている。色々な仕事もしていて、会社も経営しているので、自分ひとりの責任じゃ負えないことも多くなってきています。「この一言で傷つく人もいるんじゃないかな」とか考えながらも、でも他の人よりもとがっているところを目指したい。なので、「まるくとがる」といっているんですけど、誰にも角が立たないようにとがってますみたいな発信を心掛けていますね。炎上しないように、誰も傷つけないように、誰かを批判して共感を得るようなことはしないように気をつけています。

——最後に、今後はどんな生き方をしていきたいですか?
【ゆうこす】人の夢を応援できる人になりたいです。それは私が今まで多くの人に支えられて、夢を叶えてもらってきたからです。次はその恩返しではないけれど、せっかく自分がインフルエンサーという立場になって発信力もついてきたので、それを自分だけではなく、今まで私を応援してくれていた人や次世代の人にも使いたいなと思っています。今は人の育成であったり、会社で色々な事業も行っているので、そういった部分をこれからもっと頑張っていきたいなと思っています。

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