「この歌詞がスゴイ!」劇作家・根本宗子が選ぶ珠玉の3曲とは?

6月24日(月)17時0分 TOKYO FM+


(左から)ももいろクローバーZの“かなこ”こと百田夏菜子、劇作家・演出家の根本宗子さん、“しおりん”こと玉井詩織、番組ナビゲーターの清野茂樹



「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」は好奇心を刺激する“知識”と、日曜夕方を彩る“音楽”をあわせ持った家族で楽しめる『知識+音楽のハイブリッドプログラム』。
毎週ゲストをお迎えして、より音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。

6月23日(日)の放送では、劇作家・演出家の根本宗子さんをゲストにお迎えして、言わば言葉のプロである根本さんに“歌詞で選ぶ”珠玉の3曲を紹介していただきました。
(ももいろクローバーZがパーソナリティをつとめるTOKYO FM「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」2019年6月23日(日)放送より)

根本さんは12歳のときに、松尾スズキさん主宰の劇団「大人計画」の舞台を観に行ったことを機に、演劇を好きになったそう。中学、高校時代は観る専門だったそうですが、高校卒業後、演劇の学校を経て劇団を始めたそうなんです。

◆脚本家への道



かなこ:脚本も書かれていますよね?

根本:私は本当に勉強が嫌いで、本を読むのも大嫌いだったので、自分が脚本家になるとは夢にも思ってなくて。なんとなく書いたのをきっかけに、書くようになりました。

しおりん:意外ですね、本を読んでいそうなのに。

根本:脚本家って本を読みそうじゃないですか。今でも苦手です(笑)。

かなこ:どうやって書いているんですか?

根本:その役者さんをイメージして“この人はこういうのをやったら面白い”とか、“この人にこういうことを書きたい”みたいなのが多いので、俳優さんに書かせてもらっている感じです。

かなこ:もし、私たちに書いてくださるとなったら(笑)。

根本:いっぱいありすぎて、本当にやりたいです(笑)。「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」も羨ましかったです。“私も演出したかったのに!”と思って観ていました(笑)。

清野:脚本のアイデアなど、普段から磨かれているものがあるんですか?

根本:気にして生活しているわけではないんですけど、人のことを見るのが好きかもしれないです。本を書くときも外で書くことが多くて、人が喋っているのを聞いているほうが書きやすいですね。



数多くの舞台で脚本を手がけられている根本宗子さんに、“この歌詞がスゴイ”という視点から、3曲を選曲していただきました。

◆kemio「どこまでいっても渋谷は日本の東京」

根本:kemioさんは知っていますか?

かなこ・しおりん:知っています(笑)。

しおりん:このあいだカラオケで歌いました(笑)。

根本:「あなたの悩み宇宙レベルで考えてみた 泣いた」という歌詞があって。彼が歌っていると、歌い方や、何の感情もこもってない感じが、“確かに悩みも大したことないかな”みたいに思えるような力があって、作詞家からは、なかなか出てこないだろうなって思います。

しおりん:書こうとして書けない歌詞ってことですね。

根本:普段から言っている言葉を羅列したみたいなのが、すごい歌だなと思って。

かなこ:1回聴いただけで頭から離れなくなりそう。

しおりん:一緒に歌いたくなるよね。

根本:文字を選ぶセンスがものすごいですよね、すごく好きで。普段からこういう感じで喋っていますよね(笑)。



◆カネコアヤノ「祝日」
清野:この歌詞は、どのあたりがポイントなんでしょうか?

根本:歌い出しの「お腹が痛くなったら 手当てをしてあげる」という歌詞。すごく日常の風景を歌ってらっしゃるんですけど、カネコさんの歌う日常が想像しやすいし、日常の温度感がものすごく伝わってきて、「手当してあげる」ということに対して、「お腹が痛くなったら」っていうのは、私だったら結び付けないなと思って。もうちょっと、擦り傷とか…。

かなこ:お腹痛くなったときの手当てって難しいですもんね。

根本:優しいし、すごく好きだから、お腹が痛いぐらいのことでも手当てしてあげたいっていうことにも捉えられます。初めて聞いたときに、歌い出しの一言で“どんな曲なんだろう”とワクワクして、最後まで日常のことを歌うんですけど、それがすごく良いなと思います。

清野:母性の塊みたいな歌詞ですよね。

しおりん:いろんな感じで捉えられるかも。優しい感じなのかなと思ったら、歌い方がダークな感じもあるのかなとも思います。

かなこ:情景が想像しやすいというか“こんなお家に住んでいるんだろうな”とか、想像しちゃう(笑)。
ミステリアスな感じもしますよね。



◆クワベンジャネ・ウォレス「オポチュニティ」(映画「アニー」サウンドトラックより)
根本:最新版の映画「アニー」のなかで、この曲だけは映画のために書き下ろされている曲でアニーが1人で歌う曲です。ミュージカルが好きなんですけど、外国のミュージカルを日本でやるときに日本語の訳にするじゃないですか?

かなこ:うんうん。

根本:文字数が合わないので、日本語訳する方のセンスが問われるんですけど、日本語にしたときに、最後に「500の笑顔があるわ」というようなことを歌っているんですけど。英語だとかっこいいけど、日本語でそんな歌詞は書かないじゃないですか? かっこいいなと思って。

しおりん:英語の表現だからこそ、素敵な言葉ってありますよね。

かなこ:アニーの映画は、玉さんと観に行ったんですけど、もう1回観たくなりました。アニーオーディションのドキュメンタリーをみんなで観ていて、チケットを取りたいって思って電話したんですけど、自分たちのスケジュールを確認して断念(笑)。舞台も観てみたいですね。






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〈番組概要〉
番組名:ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週日曜 16:00〜16:55
パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/clover/

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