E・リリー「微妙な関係がいい感じ」『アントマン&ワスプ』豪華キャスト集結
2018年6月27日(水)9時30分 シネマカフェ
映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクション・ムービー『アントマン&ワスプ』。7月6日の全米公開に先駆けて行われた今回のプレミアでは、レッドカーペットの会場となったチャイニーズ・シアターにはコスプレしたファンも大勢集まり、さらに会場の外にはこの日入れなかった多くのファンが詰めかけるなど、会場周辺は大盛り上がり。
そしてまずレッドカーペットには、日本でも大人気の海外ドラマ「LOST」シリーズなどで知られるワスプ役のエヴァンジェリンが、シルバーのスタイリッシュなドレスで登場。「2人の関係がとても魅力的なの!」と話す彼女は、アントマン(スコット)との関係について「彼らは陰と陽とでもいうような正反対の関係で、たまにぶつかりあったりもする。賢くて鋭いワスプに対して、感情的で、ドジばかりふんでしまうスコットがちょっとかわいいの。そんな2人の微妙な関係がとてもいい感じなの」と見どころをアピール。
製作を務めたケヴィン・ファイギは、「今年公開された『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』そして今回の『アントマン&ワスプ』は全く異なるテイストの映画」と断言し、「『インフィニティ・ウォー』を観た方は劇場を出たあとでちょっとショックが大きかったかと思いますが、今作のアントマン&ワスプを観たら、きっと明るい気持ちになりとても楽しめるものになっているのではと思います」と自信を見せている。
そしてこの日一番の大歓声が巻き起こったのは、“最小にして最強のヒーロー”アントマンを演じるポールの登場時。ファンからのサインや写真撮影のリクエストに快く応じ、会場中を虜にしていた。「この作品を見れば、発見もたくさんあるし、それ以上に興奮することがいっぱいあると思う」そう語ったポールは、「とにかくビジュアルがものすごいし、面白い。もちろんマーベルファン、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見た人が興味深いって思うポイントもこの作品にはあると思うよ」と本作とアベンジャーズの繋がりをほのめかすコメントを残していた。
ほかにも、会場には『レディ・プレイヤー1』などに出演する若手女優で、本作では謎に包まれた女性ヴィラン、ゴーストを演じるハンナ・ジョン・カメン、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、その妻で本作での重要なキーマン、ジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファー、そしてペイトン・リード監督などもレッドカーペットに登場。
リード監督は、「この作品から、ローレンス・フィッシュバーンが加わってくれた。これまで機会がなかったんだけど、ずっと働きたいと思っていたからとてもうれしかったよ。そして、なんといってもミシェル・ファイファーだ! 彼女は僕の夢のキャストで、ずっとジャネット・ヴァン・ダインをやってほしいと思っていた」と興奮気味語り、「こんな夢のキャストが脇を固めるこの作品は本当に素晴らしいよ!」と今回キャスティングに大満足していると話していた。
『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。