『トイ・ストーリー4』製作陣が来日、竜星涼はシリーズ初参加に感慨「まさか新しい作品の一員になれるなんて…」

2019年6月27日(木)12時32分 映画ランドNEWS

映画『トイ・ストーリー4』来日スペシャルイベントが27日、都内・東京国際フォーラムにて行われ、ジョシュ・クーリー監督、マーク・ニールセン(プロデューサー)唐沢寿明(ウッディ役)、所ジョージ(バズ役)、竜星涼(フォーキー役)、ダイアモンド☆ユカイ(日本版主題歌担当)が出席した。



前作から約9年ぶりのシリーズ最新作となった今作。製作に至ったきっかけについて、ジョシュ・クーリー監督は「トイ・ストーリーの1から3は本当に素晴らしい映画。3で『これでシリーズ最後なんだ』と思っていました。でも、よく観てみると3はウッディとアンディの関係が終わっただけで、ウッディに関してはまだまだ続きがあると考えた。次にウッディに何が起こるのか、ワクワクしながら考えていくうちに色々できることを思いついたんだ」と明かした。


(左から)マーク・ニールセン プロデューサー、ジョシュ・クーリー監督

さらに、「最新作の製作にプレッシャーはありましたか?」と聞かれると、「プレッシャーはたくさん感じました」とコメント。続けて、「多くの人たちにとって『トイ・ストーリー』という映画は大切な存在だと思う。トイ・ストーリーの1と2は、私がピクサーに入る前に観ていて大ファンだった。この映画をダメなものにしてはいけないと、自分自身にものすごいプレッシャーをかけました。クルー全員がベストを尽くしました」と告白した。


また、いつもウッディのことを気にかけ勇気づけていた優しい羊飼い人形のおもちゃボー・ピープが19年ぶりにシリーズに登場することに、「我々も予期しなかった変化が彼女にある。いつも彼女はウッディが迷った時にアドバイスをあげて彼を元に戻してあげるような存在。それをさらに強く、サバイバーとして歩いてきた彼女を登場させるのはすごく面白かった」と言及した。



シリーズを通してウッディの声を演じている唐沢は、今作を観て「驚きました。スケール感がすごくなっていて…(シリーズが)どこまで行くのか、まだまだ続きそうな雰囲気を感じました」とコメント。所も「唐沢さんの言った通り!」と共鳴し、長年バズ・ライトイヤーを演じてきたことに「バズ・ライトイヤーを見ると、『あ!私だ!』と思いますね。悲しい目にあって欲しくない!」と明かした。



今作でシリーズに初参加となったフォーキー役の竜星は「産まれた時から『トイ・ストーリー』があって、一緒に成長してきた僕が…まさか新しい作品の一員になれるなんて思ってもいなかったので、本当に感動的な出来事です」と感慨深く語る。そんな竜星に、唐沢は「初めてですよ、見た目だけでフォーキーにオファーされたの!」とジョークで笑いをさらっていた。演じるフォーキーの魅力について、竜星は「(物語を)かき乱しながらも憎めない存在。愛嬌がある、ちょっと僕にも通じるところがあるな〜と思います(笑)」と笑みをこぼした。



イベントでは、ダイアモンド☆ユカイが日本版主題歌「君はともだち」を生披露したり、フォーキーが幼稚園の工作で作られたおもちゃであることにちなみ、唐沢らがオリジナルのフォーキーを作ったりと、最後まで大盛り上がりだった。



映画『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国公開


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