令和ロマンら2023M-1ファイナリストが決勝戦プレーバック 最下位くらげは安心「思っていたより...」

2024年6月27日(木)19時53分 スポーツニッポン

 「M−1グランプリ2023」のDVD発売を記念したトークイベントが26日、東京・二子玉川アレーナホールで開催された。

 昨年の決勝でしのぎを削った令和ロマンの高比良くるまと松井ケムリ、シシガシラの浜中英昌と脇田、くらげの杉昇と渡辺翔太、ヤーレンズの楢原真樹と出井隼之介の4組が集結。全員でDVDを鑑賞し、それぞれのネタを見ながら昨年の良かった点、反省点を語りつくした。

 最下位だったくらげのネタが流れると、松井が「(杉の)声がいつもよりもすごく高い」と指摘。楢原も「ベストパフォーマンスじゃないじゃん!」と同調し、日ごろのお互いを知るからこその意見で盛り上がりを見せる。

 一方の杉はネタ鑑賞後、「これ、笑い声が足されていないですか?」と自身の体感と映像のギャップを告白。渡辺も「思っていたよりもウケてた。俺ら万引き犯くらい叩かれたのに…」と語り、意外そうな表情を浮かべた。

 続いて、最下位から2番目だったシシガシラのネタを鑑賞。浜中と脇田は、この決勝を思い出すのが恐怖でこの日が初鑑賞とのこと。実際に観てみると、くらげ同様に「思っていたよりはウケていた」そうで、2人で胸をなでおろした。

 高比良は「浜中さんはベストパフォーマンスだった」と分析。来年に向けては「脇田さんがもうちょっと(汗を)かかないようにするとか、もうちょっと耳を大きくする」とアドバイスを送ると脇田は「全部手術じゃん!」と頭を抱えた。

 続くヤーレンズのネタ鑑賞では、出井がネタ中の楢原の「セクシーダイナマイトボートレース!」というギャグにより、大会後にボートレースの仕事が決まったことを報告。会場では大きな拍手が起き、高比良も「そういうのを聞きたかった!」と喜んだ。

 すると、渡辺も大会後に「(ネタ中に触れた)ちふれさんから落ちにくい口紅をもらった」と報告。浜中も「それでいったら、俺の方にスカルプDの仕事が来たよ」と語り、M−1の思わぬ波及効果について盛り上がった。

 最後は、令和ロマンのネタを振り返る。高比良は「冷静にみたら最初と最後の一瞬しかウケてない。中盤はごっそりウケてない」と自己分析したが、ヤーレンズは「令和ロマンは2人とも顔とマイムが上手い」と改めて評価。

 渡辺が「トップバッターで、このネタを裏で観ていた時に、超あったかい日だと思った」と客のウケに驚いたことを語ると、楢原も「『今日はお祭りだ!』と思った」と賛同。これに、2番手にネタを行った浜中が「俺らがお祭りを全部終わらせた」と自虐すると、会場から大きな笑いが起きた。

 こうしてそれぞれのネタを分析し合ったこの日のイベントは終了。最後は全員が「M−1グランプリ2024」にエントリーすることを明かし、今年のM−1への期待を充分に高めてイベントを締めくくった。

スポーツニッポン

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