永世棋王資格保持者の渡辺明九段が2回戦に登場 都成竜馬七段との一戦制しタイトル奪還へ向けて前進なるか!?/将棋・棋王戦挑決T

2024年6月28日(金)10時8分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、王座、王将、棋聖、21)への挑戦者を決める棋王戦コナミグループ杯・挑戦者決定トーナメントの2回戦が6月28日に行われ、渡辺明九段(40)と都成竜馬七段(34)が午前10時から対局を開始した。振り駒の結果、渡辺九段の先手番に決まった。

【映像】渡辺九段VS都成七段 注目の一戦(生中継中)

 渡辺九段は、2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:18期)で、順位戦A級(A級以上:13期)。タイトル通算31期は歴代4位、現役2位の快記録を保持しており、棋戦優勝も11回を数える。序盤研究の深さから中終盤の粘り強さ、細い攻めをつなげる卓越した技術など、どこを取ってもトップクラスでバランスの取れた超一流棋士で、7月6日に開幕する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負の挑戦者に決まっている。棋王位は通算10期獲得しており、永世棋王の資格保持者でもある。タイトル奪還に向けて、決勝トーナメント初戦に臨む。

 都成七段は、2016年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:2期)、順位戦C級1組。奨励会三段時代の2013年度に新人王戦で棋戦初優勝。翌2014年度の将棋大賞では、名局賞特別賞を受賞している。居飛車、振り飛車どちらも指しこなすオールラウンダーで、新手、新戦法の研究家としての一面も持つ。棋王戦は通算8期目の参加で、今期は予選6組を突破。自身2度目の本戦トーナメントで棋王経験者の強敵に挑む。

 両者は、本局が初手合い。注目の一戦を制し、ベスト16に進出するのはどちらか。本局の勝者は、次戦で中村太地八段(36)と対戦する。

 持ち時間は各4時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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