“新星”オースティン・バトラーが初来日、亡きエルヴィスの夢を実現させる

2022年6月28日(火)20時30分 シネマカフェ

『エルヴィス』来日記念イベント/オースティン・バトラー、バズ・ラーマン監督

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42歳の若さでこの世を去った伝説のスター、エルヴィス・プレスリーを描く米映画『エルヴィス』に主演するオースティン・バトラー、メガホンをとったバズ・ラーマン監督が6月28日(火)、都内で行われた来日記念イベントに出席した。

革新的なパフォーマンスで、ビートルズやクイーンといった名だたるアーティストたちにも影響を与えた“ロックの王様”エルヴィス・プレスリーの人生を、『ムーラン・ルージュ』のラーマン監督が映画化。プレスリーを演じるバトラーは、ほぼ全編に渡って、吹き替えなしで歌唱とダンスを披露し、注目の的に。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2では、フェイド・ラウサ役を演じると報じられた、ハリウッドの新星だ。

カンヌ国際映画祭での喝さいを皮切りに、各国でプロモーションを展開した本作にとって、日本はPRを行う最後の地。生前のエルヴィスは、ずっと来日公演を熱望していただけに、バトラーは「エルヴィスが日本に来られなかったのは、悲劇のひとつ。代わりに、僕が来日することで、彼の夢を実現させることができたなら、それは誇らしい」と自身の初来日に万感の思い。「もちろん、このすばらしい物語を日本の皆さんと分かち合えることは、すばらしいこと」と胸を張った。

『華麗なるギャツビー』での来日以来8年ぶりに、日本の地に立ったラーマン監督も「日本人にも愛されたエルヴィスにとって、日本公演は夢だった」としみじみ。「なぜ、彼の夢は実現しなかったのか。それはぜひ映画を観てほしい」とアピールし、「特に若い世代の皆さんに、エルヴィスと一緒にスピリチュアルな旅を楽しんでほしい。(コロナ禍で)つらい時期が続くけど、そんなときこそ喜びを感じてほしいからね」と話していた。

先週末には世界52か国で封切られ、全米興収ランキングでは『トップガン マーヴェリック』との接戦を制し、見事初登場ナンバーワンに輝いたばかり。ラーマン監督は「それ以上に重要なのは、多種多様な映画が公開され、ファンが映画館に戻ってきていること」と話し、「見知らぬ者同士が、映画館のスクリーンで感動を共有し、一緒に笑ったり、泣いたりすることが大切なんだ」と力説。「日本でも『エルヴィス』を“キング・オブ・シネマ”に押し上げて!」と駆け付けたファンに呼びかけていた。

イベントのスペシャルゲストとして、モデル、女優として活躍する玉城ティナ、4人組ダンス&ボーカルパフォーマンスユニット「新しい学校のリーダーズ」が駆けつけた。

『エルヴィス』は7月1日(金)より全国にて公開。

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