「Dr.コトー診療所」映画製作中! 16年ぶりの続編12月16日公開へ

2022年6月30日(木)5時0分 シネマカフェ

『Dr.コトー診療所』(C)山田貴敏 (C)2022 映画「Dr.コトー診療所」製作委員会

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2003年と2006年に放送された連続ドラマ「Dr.コトー診療所」が、映画となって12月16日(金)より公開されることが決定。現在、撮影中だという。

累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を基に、東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と島の人々との関わり合いを通して、命の尊さを描く国民的大ヒットドラマ。

映画では、志木那島の舞台はそのままに、あれから16年経ったいまも変わらず、島の人々と寄り添いながら生きるDr.コトー・五島健助の新たな物語が紡がれる。

連続ドラマから引き続き主演を務める吉岡秀隆は「『Dr.コトー診療所』は、それまで20年間純役を務めた『北の国から』が終わったタイミングで、連続ドラマがはじまりました。中江監督が純のイメージを変えて、役者として新たな命を吹き込んでくれた作品なので、僕にとってはとても大事な作品であり、役でもあります」と作品への思いを明かす。

また、6月上旬に始まり、現在撮影中だという本作。「この作品を映画にする意味や、16年の月日の流れも含めて、大事なものをスクリーンに映すために、監督、スタッフと一緒に作品を磨いています」と話し、「与那国島でのロケは久々でしたが、自転車で少し走ってみたらお母さんと小さいお子さんが『コトー先生!』と呼びかけてくれて…。もう16年も経ってるのにこんなに幼い子がそう言ってくれるのがすごく嬉しかったです。『ずっとこの島ではコトー先生はコトー先生なんだ』と思うと、とても嬉しかったですし、頑張らなくちゃいけないと思いました。いろんなものを背負っていて白衣はまだ重いですが、クランクアップまでの長い長い坂道を、信頼しているスタッフ、キャストの皆さんと一緒に上っていきたいと思います」と意気込んだ。

監督はドラマシリーズを手掛けた中江功、脚本も同じくドラマシリーズを手掛けた吉田紀子。さらに、撮影、照明、美術、音楽など制作スタッフも本作のために再集結。中江監督は「16年ぶりの撮影だったので、吉岡さんがコトー先生になれるのか少し心配もあったのですが、初日の往診のシーンの表情を見て声を聞いて、一瞬にして戻っていることに『あ、大丈夫だ』と安心しました。まだまだ撮影中ですが、僕も、ファンの一人として、コトー先生が今どう過ごしているのか見届けたいと思います」とコメントしている。

なお、診療所の前に佇むコトーが、どこか遠くを見ているような儚げな表情浮かべる、ドラマシリーズをリスペクトした、スーパーティザービジュアルも合わせて公開された。

『Dr.コトー診療所』は12月16日(金)より全国にて公開。

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