永野芽郁の新境地『マイ・ブロークン・マリコ』カナダ・ファンタジア国際映画祭出品へ

2022年7月1日(金)12時30分 シネマカフェ

『マイ・ブロークン・マリコ』(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会

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永野芽郁が主演、平庫ワカの同名コミックをタナダユキ監督がメガホンをとり映画化した『マイ・ブロークン・マリコ』が、カナダ・モントリオールで行われるファンタジア国際映画祭へ出品されることになった。





鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知り、マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。その遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出る。

「親友の遺骨を持って旅に出る」というこれまでにない斬新な物語設定と、みる者に投げかける答えの見つからない問いかけが、多くの読者の心に刺さり一瞬にしてその世界に引き込んだ原作。 映画では、タナダ監督の力強さと繊細さを兼ね備えた演出、永野さんのこれまでのイメージを大胆に覆す役柄と演技も相まって、人間の儚さと逞しさが、優しく熱をもって描かれることになった。

今回、正式出品が決定したのはカナダ・モントリオールで行われるファンタジア国際映画祭(7月14日〜8月3日)。1996年に始まったこの映画祭は、現在ではアジアやヨーロッパ、北米の作品を中心に約400作品を上映、会期中の来場者数は10万人にのぼる北米最大のジャンル系映画祭に成長している。

過去には中田秀夫監督の『リング』や三池崇史監督の『極道戦国志不動』、今敏監督の『パーフェクトブルー』などをプレミア上映しており、日本映画にも所縁の深い映画祭。

本作は、シュバル・ノワール・コンペティション部門(Cheval Noir Competition)での選出となり、7月14日・16日の上映を控えているが、この部門では最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞に加え、永野さんの最優秀女優賞受賞が期待されている(受賞結果は7月25日を予定)。

また、この映画祭には、『シン・ウルトラマン』『さがす』『峠』などの出品が決まっており、コンペティション部門には『ポプラン』『コンビニエンス・ストーリー』が選出されている。

『マイ・ブロークン・マリコ』は秋、全国にて公開。

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