京本大我、二宮和也との共演は「鳥肌が立つほどの緊張感が」『TANG タング』場面写真
2022年7月4日(月)12時0分 シネマカフェ
突然、健(二宮さん)の前に現れたポンコツロボットのタングを、最新型のロボットと交換してもらうため、アンドロイド製造の大手企業・アトビットシステムズ社を訪ねるのだが、そこで出会うのが、京本さん演じる林原。AIやロボットについては博学だが、超がつくほどのナルシストである林原に、故障したタングを診てもらうことに。
公開された場面写真は、林原がタングに特別な力が備わっていると興味を示すものの、健にはそれが信じられず、2人揃ってタングを見つめているシーン。そして林原はタングを修理するため、健に中国の深センへ行くことを促す。
タングを最新型ロボットと交換するために始まった旅は、いつしかタングを修理する旅となり、冒険もさらにスケールアップしていく。
二宮さんとの共演に緊張を隠せず、撮影前にはしっかりとシミュレーションをしたという京本さん。そのことを聞いた二宮さんは「緊張されていたんですか? 僕自身は、後輩だというよりかは、ドラマや映画で出会う、若い俳優さんと同じように向き合いました。その方が自然に話しやすいなと思っていたのですが、それが怖かったんですかね?(笑)」と話し、「(これまで一緒に仕事をする)機会がなかったので、『TANG タング』で出会えて作品に感謝です」と共演を喜んだ。
一方、京本さんは「林原は作り込みが必要なキャラクターだったので、二宮君のお芝居がよりナチュラルだと実感しました。たった一言のセリフでも沢山の情報量があったり、表情ひとつに意味があったり…。セリフを一言、返されるだけでもずしっと重みを感じましたし、きちんと返さなくては、という思いと。林原の世界観を守りたいという思いの間で試行錯誤しながら演じていました」と撮影をふり返り、「あの距離で二宮君と芝居をするのは、鳥肌が立つほどの緊張感がありました。この体験はこれからすごく生きてくると思っています」とコメントしている。
『TANG タング』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。