『ソー:ラブ&サンダー』うるさいけどかわいい「ヤギがたまらん」夢中になる観客急増中!?
2022年7月14日(木)12時30分 シネマカフェ
本作が公開されて以降、SNS上では「ヤギの存在感w」「ヤギに何度も笑わせられたw」「ヤギがたまらん」「ヤギうるせぇ、実際いたら怖いけど、嫌いになれないw」と、ヤギに関する投稿が数多く寄せられている。
そのヤギとは本作で初登場となったキャラクターで、ソーやマイティ・ソーたちが乗り込むヴァイキング船を引っ張る2匹の巨大なヤギ、トゥース・グラインダーとトゥース・ナッシャーのこと。
予告編などにも登場するこのチャーミングなヤギは、その巨大な身体で暴れまわり「メェー!」とデカい強烈な鳴き声を響かせて存在感を存分に発揮。公開前から本作での戦いの鍵を握る(?)キャラクターとして注目を集めてきた。
今回解禁されたのは、そんな本作に出演したヤギ・コンビの片方トゥース・ナッシャーを演じた“デヴィン”について、本作のメインキャストでもあるソー役のクリス・ヘムズワース、マイティ・ソー/ジェーン役のナタリー・ポートマン、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソン、そして監督&コーグ役のタイカ・ワイティティが語る特別映像だ。
「メリル・ストリープやマーロン・ブランドと肩を並べる名優」と大絶賛するタイカ監督を皮切りに、ナタリーやテッサも相次いでデヴィンをべた褒め。しかし、肝心の主人公であるクリスだけは“デヴィン”に嫉妬心全開、本作で注目の的となっている“デヴィン”が気に入らないという素振りを見せる。しかし、そんなクリスたちの傍で、スタジオの小道具やおやつに夢中になっている“デヴィン”のなんとも微笑ましい姿も見ることができる映像となっている。
ヤギのキャラクターづくりが一番大変だった? スタッフたちのヤギへの想い
本作を手掛けたスタッフたちも、このヤギに対して並々ならぬ想いを語っている。タイカ監督と共に脚本を手掛けた、ジェニファー・ケイティン・ロビンソンは「この作品でファンに最も気に入られるのは、多分、あのヤギたちでしょうね。2匹のヤギ(トゥース・ナッシャーとトゥース・グラインダー)は間違いなくスターですよ」と自信満々にコメント。
ヤギのキャラクターデザインを担当したクリーチャー&プロスセティック・デザイナーのアダム・ヨハンセンは、「あのヤギたちの存在感を演出することがとても重要だったんです。一つずつ毛を打ちつけ、合成毛皮を染めたり、それは私たちが手掛けたどの作業よりも、おそらく一番難しい仕事だった思います。撮影現場で私たちが作ったヤギたちをお披露目したときの反応は上々でしたよ」と、ソーやマイティ・ソーたちに並ぶような存在感を出すために、こだわって作られていたようだ。そんなヤギがソー、マイティ・ソーと共に観客を運んでいくのは、何が起こるか分からないソーの新章となっている。
『ソー:ラブ&サンダー』は全国にて公開中。