地方局女子アナのハードな仕事に密着 入社2年目アナの奮闘

7月15日(日)7時0分 NEWSポストセブン

現場に到着。バインダーには取材資料

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「入社当初は9割くらい記者の仕事で、あとはちょこっとお昼のニュースを読むくらい。“あれっ、アナウンサーの仕事は?”と戸惑いました」


 こう語るのは鹿児島讀賣テレビ入社2年目で地元・鹿児島市出身の宮田玲奈アナ。社会部に所属し、ニュースで流す素材を自ら取材して原稿にまとめる。


 密着初日は、市内の保健センターで行なわれたロコモ予防教室を取材。前日夜に取材内容を割り振られ、「ロコモ(ロコモティブシンドローム=運動器症候群)」の下調べや電話取材をして現場へ臨んだ。予防運動を体験レポートする一方でマイクを持って参加者の声を集め、ハンディカメラで撮影もこなした。


「目の前の一瞬を捉えるため、現場でカメラマンさんと撮影を分担することもあります。レポートは自分の映りが不細工でも分かりやすければそれでいい。


 最初の頃は“テレビに出るぞ”と力むあまり、収録前に髪を整えてリップを塗って、映像を確認して“OKです”なんてやっていましたが、いい画が逃げると思ったらお化粧直しどころじゃない。最近は感覚が変わりました。去年の映像を見たら、今の自分よりはるかに洗練されていてビックリしました(笑い)」


 取材を進めながらカメラマンと構成を相談し、局に戻ったら映像を見返してナレーション原稿を作って録音。映像を補足するスーパー(字幕)を考えて、本番中はスーパーを出すタイミングをサブ(副調整室)でディレクターに合図する。


 夕方の番組でロコモについて流れたのは2分35秒。自身が画面に登場したのは数十秒だが、その裏ではOAが終わる瞬間まで取材内容に携わる宮田アナの姿があった。


 翌日はお昼のニュースに情報番組『かごピタ』のMCと、“アナウンサーらしい”仕事がメイン。お気に入りのイヤリングを持ち込んで衣装と合わせるなど、記者とは違う表情を見せた。


「憧れの先輩から春にMCを引き継いで、“実力はないけど、やってみっが!!”と。怖いもの知らずの鈍感さが長所と言われているので(笑い)、ありのまま飛び込んで、出演者やスタッフの皆さんと番組を盛り上げたい」


 ニュースでは方言が出ないよう緊張していたが、地元密着の情報番組では鹿児島弁が全開。いくつもの役割を一手に担う、振り幅の広さに感服である。


●みやた・れいな/1994年生まれ、鹿児島県出身。早稲田大学卒業。2017年、鹿児島讀賣テレビ入社。出演番組に『かごピタ』など。


撮影■中西ゆき乃


※週刊ポスト2018年7月20・27日号

NEWSポストセブン

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