お得意の『宮迫ですっ!』ポーズを決め集合写真……雨上がり決死隊・宮迫引退引き金となった報道の裏側

7月19日(金)13時32分 文春オンライン

宮迫博之雨上がり決死隊)、マネジメント契約解消のご報告」


 7月19日午後、吉本興業はこのようなファックスをメディアに一斉送信した。内容は次のようなものだった。


〈宮迫博之は、既に報道されている反社会的勢力の主催する会合に出席していた件により謹慎中でしたが、弊社といたしましては、諸般の事情を考慮し、今後の宮迫博之とのマネジメントの継続に重大な支障が生じたと判断し、上記決定に至りました〉


 宮迫博之契約解除——。


 「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)ら吉本興業の所属芸人が、反社会的勢力のパーティーに出席して謝礼を受け取っていた「闇営業」問題は新たな進展を見せた。


 19日朝、宮迫が責任を取り芸能界を引退する意向だと新聞等で一斉に報じられ、同日午後には吉本側も契約解消を公表したのだ。


「7月19日発売の『FRIDAY』で、宮迫と金塊強奪犯の酒席写真が掲載されることが判り、同誌の早刷りが出回る18日から宮迫引退の情報が出回っていました。写真では宮迫が半グレのグループと一緒になり、お得意の『宮迫ですっ!』ポーズを決めているもので、金銭を受取ったギャラ飲みだったとも報じられました。この報道が決定打となったようです」(スポーツ紙記者)



「宮迫ですっ!」ポーズを決める宮迫博之(左)©時事通信社


一緒に写っていたのは“平成の3億円事件”主犯


 同じ写真に写っていたとされているのが野口和樹被告だ。彼はある重大事件の実行犯だった。


 16年7月8日、福岡県・JR博多駅近くにあるビルの1階で会社役員らが、警察官に扮した6人組の男性に約7億6000万円相当の金塊をアタッシュケースごと強奪された事件が発生した。


「POLICEと書かれたジャンパーをはおり、無線を携帯するなど変装した犯人グループが、貴金属取扱会社役員に『警察、警察』と言って近づき、金塊を強奪したもの。その犯行手口から“平成の3億円事件”とも評されました」(同前)



 この事件の主犯格だとして逮捕されたのが野口被告だった。野口被告の兄・直樹も、金塊強奪グループの一員として逮捕された。野口兄弟は、和樹が前科3犯、直樹は前科5犯という札付きのワル。名古屋では有名な“半グレ”として知られた存在だった。


「兄弟は指定暴力団・六代目山口組弘道会を後ろ盾にした自動車窃盗団のリーダーでした。和樹被告が2度目に逮捕されたとき、警察署からの逃走事件を起こしたことでも話題になった。接見に訪れた当時の妻が取調室に侵入し警察官に催涙スプレーを浴びせ、怯んだすきに車で警察署から逃走するという映画さながらの大胆な手口でした」(全国紙社会部記者)


 野口兄弟は派手な生活を送っていることでも有名だった。和樹は100平米以上の広さの高層マンションに住み、高級車を乗り回していた。夜の街で豪遊する姿も度々目撃されており、芸能人とのコネクションも豊富だったという。




事件直後、夜の街に野口被告の姿が


 金塊強奪事件から数週間後。野口和樹被告は大阪のネオン街でその姿が目撃されるようになったという。


「当時、キャバクラで豪遊している半グレがいると夜の街で噂になっていたようです。みなTシャツ姿で、腕には和彫りの入れ墨がバッチリ入っているのでかなり目立っていた。彼らは店をハシゴしながらバンバン高い酒を入れる。それが野口らのグループだったのです」(北新地の飲食店関係者)


 金塊強奪事件が発生したのが16年の7月8日。その直後、野口被告らは大阪で姿が目撃されるようになり、犯行によって多額の収益を得ることを見越しての豪遊だったと見られる。そして宮迫と野口被告の写真が撮影されたのが同年7月27日だった。


「『FRIDAY』の写真が撮影されたのは北新地のX(現在は閉店)という高級キャバクラ。写真では半グレの男らは黒いサポーターで入れ墨を隠していましたが、飲んでいるときは入れ墨丸出しだったようです。宮迫の写真を流出させたのはその店の従業員ではないかと囁かれています」(同前)



 記事では野口らと宮迫は高級シャンパンで乾杯し、記念撮影に応じたと書かれている。和彫りの腕をいからせた男達と乾杯し、宮迫は彼らから金銭も受取っていたという。宮迫にとっては詐欺グループの会合で闇営業を行っていたことが発覚したばかりだっただけに、『FRIDAY』報道のタイミングは最悪だった。



売れっ子を復帰させたかった吉本


「吉本興業としては売れっ子の宮迫を何とか復帰させたかったはずです。7月13日には宮迫らが闇営業で得た100万円を修正申告したことを発表したばかり。ほとぼりが冷めたころに、彼を復帰させる形を模索していたはずです。しかし、今回の『FRIDAY』報道でその目論見はパーになった。



 吉本社内には『宮迫のギャラ飲みは引退するほどのことではない』という反対意見もあったようで、進退についての結論を出すのに時間がかかったようです。しかし吉本興業としては6月27日に、反社会的勢力との関係を一切絶つと決意表明を発表したばかり。そんななかで新たな疑惑が報じられたことで、さすがに宮迫との契約解消を決断せざるを得なかったのでしょう」(芸能ジャーナリスト)


 再び犯罪集団と関わっていたことが明らかになったのはテレビタレントとしては致命的だった——。



(須賀 マイク)

文春オンライン

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