『タクシー運転手』『新聞記者』に連なる国の背信描く!『国家が破産する日』公開決定

2019年7月19日(金)13時0分 シネマカフェ

『国家が破産する日』 (C)2018 ZIP CINEMA, CJ ENM CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

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『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987、ある闘いの真実』そして『工作 黒金星と呼ばれた男』に続く、実話を基にした衝撃の問題作『国家が破産する日』が11月8日(金)より公開決定。1997年、多くの自殺者を出した韓国の通貨危機の裏側を赤裸々に暴く。

政府による不都合な事実の隠蔽やメディアを抱き込んだ情報操作、そうした嘘の積み重ねがやがて重大な危機を招きかねないとしたら…。

本作は『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987、ある闘いの真実』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』、そして国民を裏切り、暴走する権力の危険性を鋭く突いた大ヒット中の『新聞記者』にも連なる、史実に基づく社会派映画。

韓国銀行での公務に誇りを持ち、部下からの信望も厚いハン・シヒョン役には、『10人の泥棒たち』『グッバイ・シングル』のキム・ヘス。対策チームの中で国民の側に立って孤軍奮闘し、IMF専務理事とも堂々と渡り合うシヒョンの姿は観客の共感を呼ぶことだろう。

強い決意を胸に綱渡りのような投資に乗り出し、危機に賭ける金融コンサルタントの青年ユン・ジョンハク役には『バーニング 劇場版』も記憶に新しいユ・アイン。また、工場と家族を守ろうとするガプス役に『シルミド』のホ・ジュノ、シヒョンと対立する政府側の財政局次官役に『1987、ある闘いの真実』『インサイダーズ/内部者たち』のチョ・ウジン。さらにIMF専務理事役には、国際的に活躍するフランスの名優で韓国映画初出演のヴァンサン・カッセルと、実力派の豪華キャストによる演技が火花を散らす。


国家破産という、国民の誰もが耳を疑うほどの未曽有の危機が迫ったとき、国民を守るべき政府は何をしたのか? 彼らは何のために事実をひた隠しにし、その裏でどんな画策をしていたのか? いま、誰も知らなかった国家の裏の顔が明かされる!

ストーリー
経済が右肩上がりの成長を遂げ、好景気が続くと国民の大多数が信じて疑わなかった1997年、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョンは通貨危機を予測。しかし、彼女の報告書を踏まえ、政府がようやく非公開の対策チームを招集したときには、国家破産まで残された時間は7日間しかなかった。対策チームの中でシヒョンは、この事実を国民に知らせるべきと主張するが、「知らせるべきではない」という財務次官と激しく対立。

同じころ、危機の兆候を独自にキャッチした金融コンサルタントのユン・ジョンハクは、人生を変えるチャンスと見て、一世一代の大勝負に出る。一方、町工場の経営者ガプスは、大手百貨店からの大量発注を手形決済という条件で受けてしまう。妻子とのささやかな暮らしをいまよりも少し良くしたかっただけなのだが…。

『国家が破産する日』は11月8日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。

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