『泣くな赤鬼』堤真一主演で映画化 柳楽優弥、川栄李奈が共演

7月19日(木)11時7分 オリコン

映画『泣くな赤鬼』で共演する(左から)川栄李奈、堤真一、柳楽優弥

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 俳優の堤真一が、2019年公開の映画『泣くな赤鬼』に主演することが18日、わかった。作家・重松清氏の短編集『せんせい。』に所収される同名作品を映画化。余命半年の元生徒と再会した教師を堤が演じ、元生徒役で柳楽優弥、その妻役で川栄李奈が共演する。監督は、『キセキ-あの日のソビト-』の兼重淳氏。

 厳しくすることでしか生徒と向き合えなかった主人公の教師と、大人になったかつての教え子の物語。堤が演じるのは、野球部の監督を務め、陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導から「赤鬼先生」と呼ばれていた小渕隆。今では野球への情熱は衰えていたが、かつての教え子・愛称“ゴルゴ”こと斎藤智之(柳楽)が末期がんで余命半年であることを知り、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。

 重松氏の原作作品への出演は、ドラマ『とんび』以来2作目となる堤は「重松作品の読み物としての面白さはもちろんですが、この作品には、映像化によって、物語の奥にあるものを小説とは違った形で引き出し、膨らませることができる…、そんな可能性を強く感じました」とコメント。8月上旬のクランクインへ向けて、「僕が演じる野球部の監督は、熱気に満ちあふれた現役監督時代の姿と、時を経て、元生徒と再会したときの疲労感が漂う姿の二面があります。そんな過去と現在の二面性を、決して表面的につくるのではなく、佇まいの違いで表現できればと思っています」と意気込んでいる。

 柳楽は「堤真一さんが主演される作品に参加させていただけるという事がとてもうれしいです」と共演を喜び、「自分の学生時代と状況は違いますが、先生と生徒の関係性に感情移入しながら一気に読み終えました。本当に感動しました。監督とクランクアップまでしっかりと話し合いながら、斎藤智之という役を丁寧に作り上げていきたいと思っています」と前を見据える。

 ゴルゴを献身的に支える妻・雪乃役の川栄は「タイトルは『泣くな赤鬼』ですが原作を読んだだけで涙が出ました。これを堤さんや柳楽さんと一緒に作品作りができると思うと、経験豊富なお2人に必死に食らいついていこうと思っています」と気合を入れ、「雪乃は病に侵される夫を献身的に支え、子どもには弱さを見せない力強い妻であり、母です。夫役の柳楽さんは以前共演したときのお芝居が魅力的で忘れられません。今回また夫婦役で共演できると聞き、柳楽さんがどんな空気感を作ってくれるのか私もそれを支える奥さんでいられるように頑張りたいと思います」と話している。

 重松氏は「いままで書いてきた『教師と生徒』のお話の中で、特に愛着のある作品です。堤真一さん、柳楽優弥さん、川栄李奈さんたちが、兼重淳監督のタクトで物語にどんな温もりを与えてくれるのか、楽しみにしています」と期待を込めた。

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