秘書が語る国会議事堂 85年前のままの部分が「いちいちいい」

7月22日(月)7時0分 NEWSポストセブン

オバ記者が国会議事堂を案内!

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 与党、野党の「ののしり合い」に、強行採決の大乱闘。はたまた国会議員の失言、失態、放言、失脚。政治ニュースの背景には必ずこの建物がデーン。そんな国会議事堂について、議員秘書はどう思っているのだろうか? 地元議員の手伝いをしているというオバ記者が案内する。


◆取材・文/野原広子(オバ記者)■茨城県出身。体当たり取材が得意のアラ還ライター。昨年、郷土愛に目覚め、地元議員の事務所のお手伝い。小学生を国会議事堂に案内している。


 * * *

 国会議員秘書として通算16年の中山嘉隆さんにとって、国会議事堂はどう見えるのか。


「最初は、国会内で会う大臣や、総理大臣に緊張していましたが、それだと仕事になりません。必死に背伸びしているうち、建物まで色あせて見えた時期がありました」(中山さん・以下同)


 それが変わったのは、御休所の前で、年配の人から「これはもう二度と復元できないね」という言葉を聞いてから。


「それからは85年前のままの手すりや排気口なども、いちいちいいなあと思うようになりました」


 そして、今の願いは、かつて進駐軍がダンスホールに使ったという塔の下の部屋に入ることだそう。国会議事堂には開かずの扉だけではなく、開かずの間まであったのね。


 国会内の細かな見どころは多い。たとえば、参観ルートの廊下のすべての窓に、真鍮製の取っ手が取り付けられている。これしかないと思わせるエレガントデザインだ。


 参観コースの窓から見える中庭の池には、新潟県にある全日本錦鯉振興会から贈られた錦鯉が泳ぐ。水を吐き出すライオンの顔は、みんな違ってみんないい。


撮影/森浩司


※女性セブン2019年8月1日号

NEWSポストセブン

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