「なつぞら」神回を生んだ 原日出子と清原果耶の撮影にあった“ある仕掛け”

7月26日(金)5時30分 文春オンライン

「泣ける!」「神回!」。NHK連続テレビ小説「なつぞら」第14週(7月1日〜)が大反響だ。小誌デスクは「ウチの鬼嫁も泣いた!」と驚愕。立役者は、広瀬すず(21)演じるヒロイン・なつの生き別れた妹の千遥(ちはる)役・清原果耶(17)と、彼女の養母役・原日出子(59)だ。週平均21.6%という高視聴率を維持した。


◆◆◆


 原は1981年に「本日も晴天なり」の主演に抜擢。小林綾子山口智子らに続き、今作に登場した8人目の歴代朝ドラヒロインだ。



38年前の朝ドラヒロイン


 一方の清原はNHKの“秘蔵っ子”。


「女優デビューは2015年の朝ドラ『あさが来た』。翌年、同局の『精霊の守り人』にも出演し、18年の『透明なゆりかご』でドラマ初主演。将来の朝ドラヒロイン候補なのは間違いない」(芸能ライター)


 広瀬との共通点も多い。2人とも雑誌『Seventeen』の専属モデルや全国高校サッカー選手権大会の応援マネージャーを務めた経歴を持つ。昨年、映画『ちはやふる—結び—』では共演もしている。


「今回、広瀬さんの妹役に抜擢されたのも、本人は『嬉しい』と言っていました」(NHK関係者)



“神回”は7月5日放送の83話。戦争で両親を亡くしたなつと千遥は別々の家で育てられたが、突然、なつの育った十勝の牧場に千遥が現れる。東京にいたなつは急いで牧場へ向かう。しかし到着したとき、すでに千遥の姿はなく、数日後、なつのもとに妹からの手紙が届いた——。


「千遥の幸せを思うがゆえに『昔の家族とは縁を切りなさい』と諭す養母と、実の姉に会いたいけど会わないほうがいい、と思うに至った複雑な心情を明かす千遥からの手紙。2人の名演技が視聴者の涙を誘った」(前出・芸能ライター)


 実はこの場面の撮影には、ある仕掛けがあった。



原、清原の撮影にあった仕掛けとは?


「NHKのスタジオに広瀬さんら他のキャストがいない時期を狙って、原さん、清原さん母子の撮影を行ったのです。物語の中でなつは千遥と会っていない。そのため、NHKの中でも広瀬さんと清原さんがバッタリ会わないようにした。清原さんは他の共演者にも挨拶に行っていないし、原さんも結局、広瀬さんには一度も会っていないはず」(別のNHK関係者)



 清原も役作りを徹底して行ったという。


「彼女は役にのめり込むタイプ。撮影開始まで広瀬さんや兄役の岡田将生さん(29)の映像はおろか声も耳に入れないようにし、生き別れの妹という役になりきっていました」(同前)


 出演者・スタッフのこだわりで盛り上がるドラマ。広瀬も後輩に負けじと、疲れを見せず撮影をこなしているという。先日、最後の十勝ロケが行われた。



「広瀬さんはセリフが完璧に頭に入っているので、現場では共演者と和気藹々と談笑しています。東京での撮影の際は学芸大学で調達した弁当を差し入れるなど、“座長”として雰囲気作りにも余念がない。男性陣は広瀬さんにメロメロで、草刈正雄さん(66)は十勝でツーショット写真を撮っていました(笑)」(同前)


 姉妹の奇跡の再会を、おシマイまでには見たい!



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年7月18日号)

文春オンライン

「なつぞら」をもっと詳しく

「なつぞら」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ