“アイアンマン”ロバート・ダウニー・Jr.のキャスティング秘話が明らかに!「彼しかいない」
2019年7月26日(金)12時30分 シネマカフェ
解禁となった映像では、『アイアンマン』の監督・製作総指揮で“ハッピー・ホーガン”としても知られるジョン・ファヴローが、「彼のキャリアは素晴らしかったし、準備が整っていると思ったんだ。大きなことに挑戦する準備がね」と、当初からダウニー・Jr.を起用することに乗り気だったことを語る。
しかし、それでも即決とはいかず、「スクリーンテストを提案した」と語るのは、数々のMCU作品でキャスティング・ディレクターを務めてきたサラ・ハリー・フィン。映像では、その貴重なスクリーンテストの様子も垣間見ることができるが、ダウニー・Jr.本人は「信じられないほどの高揚感だったよ。大きな競技場で戦う前の選手のような気分だ。気絶するか大成功かどっちかさ」と、彼らしく当時をふり返っている。
さらにサラ・フィンは、「上機嫌だけどすごく落ち着いた様子」とそのスクリーンテストについて語り、「まさに魔法よ! キャスティングの私やケヴィン(・ファイギ)やジョン(・ファヴロー)、全員があの瞬間を待っていた。“これこそアイアンマンだ”と思ったわ」と、テスト当日に全員がダウニー・Jr.こそが適役であると確信したことを明かしている。
キャップ&ソーのWクリスからも絶大の信頼「ロバートは真のリーダー」
共演者たちからの信頼も厚く、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは別のインタビューで、「初期の頃には、僕やクリス・ヘムズワースのような、これほどスケールの大きい映画に初めて挑戦する人たち全員をまとめあげ、みんなが同じ方向に向かっていけるようにしていたんだ」と、MCU作品にとっての彼の存在の大きさを語っていた。
さらに、ソー役のクリス・ヘムズワースも「ロバートは真のリーダーとして道を先導してきた。11年間こうして成功を続けてきているのに、彼の態度が昔とまったく変わらないのが素晴らしいよ」と絶賛。まさにロバート・ダウニーJr.はMCUの「ゴッドファーザー」といえる存在で、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギも、「もしもロバート・ダウニーJr.がいなかったらMCUは存在していない」と言い切っており、彼のキャスティングが全ての始まりだったのだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は9月4日(水)よりMovieNEX発売、8月7日(水)より先行デジタル配信開始。