西川貴教“吉本騒動”の過熱報道を懸念 「大事なことがマスキングされている感じ」

7月28日(日)20時20分 Techinsight

“吉本騒動”の行く末に覚悟を示した松本人志、西川貴教は契約について提言

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吉本興業の闇営業問題を巡る宮迫博之田村亮の会見、それを受けて岡本昭彦社長による緊急会見、それに対する所属芸人や関係者のコメントと連日のようにメディアが“吉本騒動”について報道している。フジテレビ系トークバラエティ番組『ワイドナショー』では、メインコメンテーターの松本人志やMCの東野幸治が当初からこの件に吉本芸人としてコメントしてきただけに、7月28日の放送でも大きく取り上げた。そんななかゲストの西川貴教が、“吉本騒動”の報道が過熱する現状に警鐘を鳴らした。

松本人志は“吉本騒動”について「もし改善して全てを明確にできなかったら、僕が芸人を全員連れて出ますわ」と覚悟を示しつつ、「西川君も来てくれるっていうし」と横に座る西川貴教にムチャ振りした。松本なりに深刻になり過ぎないよう軽いオチをつけたつもりだろう。

西川が表情をこわばらせながらリアクションに戸惑っていると、東野幸治が「新会社のテーマソングをお願いします!」と助け舟を出す。彼が「よろしくお願いします」と受け止めると、さらに松本が「今、吉本は向かい風やし」とダメ押しして笑わせた。T.M.Revolutionが『WHITE BREATH』をはじめミュージックビデオでよく使う、強風に立ち向かう状況にたとえたわけである。

そんな西川貴教だが、吉本に所属する芸人の多くが契約書を交わしていない件については「ユニオン(組合)を作って交渉すべき」と提言、自身の経験から「レコード会社×事務所×アーティストは並列で3者契約なんです」と話して「詳しいな」と松本を唸らせる。

「個人でやっていて事業主なので、全部一人でやってきた」「吉本の芸人たちの話を聞いてなんで今更と思った。もっと個人で折衝するべき」という西川。彼が主催して地元滋賀県で続けている野外音楽フェス『イナズマロックフェス』についても「ステージ作りの経費からスタッフの手当まで全て自分で考えてやっている」と説明するので、東野も「松本さん、こんなアドバイザーが必要じゃないですか?」と感心していた。

そのように「お笑い」から「真面目な議論」まで対応できるのが西川貴教だ。そんな彼だからこそ“吉本騒動”の過熱報道に対してハッキリ問題提起できたのだろう。

6月7日発売の写真週刊誌『フライデー』がお笑い芸人による「闇営業」を報じてから、やがて2か月となる。西川は今でもメディアが取り上げるたびに話題が再燃する状況を「記事がどんどん上書きされていき、皆が子どものサッカーみたいにボールがある方にいったりきたり集まる感じ」と表現した。

それによって「本当に参議院選挙とか、隣国との関係性とか、ものすごいことが起きているのなんかマスキングされている感じがすごいする」と、本来目を向けるべき重要なことが隠れてしまうのではないかと警鐘を鳴らしたのである。

東野幸治がそれを受けて「ワイドショーとかニュースを吉本興業のお家騒動で覆いつくされて本当に申し訳ないという気持ちもあります」とコメントしており、スタッフを含め『ワイドナショー』の総意で西川貴教の発言をオンエアしたと思われる。

この日は中盤が過ぎてから、2つ目のテーマに第25回参議院議員選挙を取り上げ「投票率48.8%は過去2番目の低さ」「18歳、19歳の投票率」や「山本太郎・れいわ新選組の躍進」などを話題にした。願わくばもっと時間を割いてほしいテーマだが、西川の発言からその話題につなげたのは良い流れだったと言えるだろう。

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