エミー賞受賞作品「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のトリビア10選!

7月30日(火)22時0分 海外ドラマboard

近未来のディストピアを描くHulu製作の大人気ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」。日本でも既にシーズン2まで配信され、2017年のエミー賞では8部門を受賞するという大ヒットを記録しています。現代への警鐘とも思えるこのドラマに込められた意味や、知るともっとドラマがおもしろくなるトリビアをご紹介します!

1.侍女たちの衣装は現実世界でも使われた!

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. They should have never given us uniforms if they didn't want us to be an army . ? @callakessler . We have seen the possible spoilers that are going around at the moment but we won’t post them

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ドラマの中で印象的なのが、登場する女性たちの衣装。ギレアドでは、女性たちは着るものが決められています。侍女たちは赤い服、司令官の妻たちは青い服、女中たちは緑の服。
ドラマがヒットするにつれ、現代の政治ともリンクして語られることが増えていきました。そして実際に、各国で女性の権利を訴えるデモで、侍女たちの服を模したものが使われたのです。
衣装をデザインしたアン・クラブトリーは次のように話しています。
「おかしな気がするけど、でも筋が通っているの。女性たちはこう話している。この服は、父権社会が女性をコントロールする道具として使われたもの。私たちはその象徴を再利用しているのって。」

2.不気味な雰囲気を作り出している秘密は?

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. A few 3x06 episode stills . Don’t read the comments if you haven’t watched the new episode yet‼️ . What are your thoughts on the episode?

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ドラマ全体に、ディストピア感溢れる不気味な雰囲気が漂っていますが、これは意図的に作り出されたもの。現代の世界に、わざと古いものや衣装を並べることで不気味さを演出しているんだそうです。
監督のリード・モラーノは、64ページにわたるルックブックでこのドラマのビジュアルを作り上げました。「例えば、侍女たちが買い物に行く蛍光灯に照らされたスーパーマーケットでは、どこにも文字がなく、限られたものしかない。その中を歩き回る侍女たちはすごく不気味で、異様な光景だ。」とモラーノ監督は語っています。

3.侍女の物語には原作があった!

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Posted @withrepost • @entertainmentweekly What happened to Offred? For fans of #TheHandmaidsTale — the original novel, that is — who’ve been pondering this question for decades, author #MargaretAtwood is finally ready to reveal the answer with 'The Testaments,' the official sequel announced late last year. ?: Noma Bar/Doubleday

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実は、このドラマには原作があります。1985年に書かれたマーガレット・アトウッドの小説「侍女の物語」を元に作られているのです。この小説は1985年に発売されるや否や大ヒットとなりました。30年以上も前に書かれた小説ですが、今読んでも現実の世界と照らし合わせて身につまされる思いのする作品です。
原作は、オブフレッド(ジューン)が妊娠し、車に捕らえられるシーンで終わっています。ドラマではシーズン1の終わりとちょうど同じですね。そのため、シーズン2以降はドラマのために作られたオリジナルの脚本ですが、主演兼プロデューサーも務めるエリザベス・モスは次のように話しています。「小説のストーリーは追い越してしまったけれど、シーズン2以降でも原作から持ってきたアイディアもある。コロニーの設定はそのうちの一つなんです。」
これからのシーズンがどのように展開していくのか、楽しみですね!

4.ドラマの構想は最近のニュースに影響されているわけではない

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. Happy International Women’s Day❤️

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このドラマを見ていると、最近のトランプ政権や#MeToo運動などと不気味なほどリンクしていて、まるで予見しているように思えます。しかし、製作陣は現実世界のニュースにドラマを合わせようとしているわけではないと言います。先ほど紹介したように、元々の原作は1985年に書かれたものですし、ニュースを見てから脚本を作っているわけではないと。
しかし同時にエリザベス・モスは次のようにも話しています。「それでも、ドラマと現実がこんなにも似て見えるのには理由がある。それは、この物語が私たちのもの、人間のもの、アメリカに限らずみんなが体験することを描いているから。」

5.現在の世界だからこそ伝わることもある

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. Here’s what we do. We watch them, the men. We study them. We feed them. We please them. We can make them feel strong. Or weak. We know them that well. We know their worst nightmares. And with a bit of practice, that’s what we’ll become. Nightmares. One day, when we’re ready, we’re coming for you. Just wait.

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…とはいえ、やはり現代の女性解放の動きが、このドラマのヒットに繋がっているのは事実。製作のブルース・ミラーは次のように話しています。
「もう誰も考えていないのだろうとあなたが諦めていたことが、はっきりと言語化されているのがわかるでしょう。それは例えば、堂々と行われる女性蔑視や人種差別などです。それ自体は恐ろしいことだけれど、はっきりと表されることで逆に、ドラマの登場人物たちが世界を良くするために奮闘しているのだと分かるのです。」

6.ギレアドは環境に優しい国家である

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. All three characters are amazing and so well written but who is your favorite out of them ?

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ドラマの主な舞台であるギレアド帝国は、伝統に重きを置く国です。また、ギレアドの人々は出生率が著しく低くなったこと原因は環境汚染にあると考えているのです。そのため、ドラマに登場するセットはほとんどが自然のものから作られています。ブルース・ミラーいわく、ギレアドには電子レンジもiPadもなく、また全ての車は電気自動車なんだとか。

7.セリーナは原作よりも若く描かれている!

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. The way he looks at her?

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主人公ジューンが侍女として迎えられた家の司令官フレッド・ウォーターフォードとその妻セリーナ・ジョイは、原作よりもドラマの方が若く描かれています。ウォーターフォード司令官を演じたジョセフ・ファインズは、これは視聴者の予想を裏切るためではと話しています。「セリーナのことを考えてみると、リーダーの佇まいで、優秀な研究者のように思える。あんな人を見て、これから起こるような恐ろしいことを想像する人なんていないだろう。年齢や見た目から想像したキャラクターと違って混乱する視聴者を見るのが大好きなんだ!」

8.セリーナはギレアドから出られない!?

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. New pictures of Serena ? . Do you like Serena ?

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ギレアド帝国の建設者の1人でもあるセリーナ・ジョイを演じているイヴォンヌ・ストラホフスキーは、自分が演じるキャラクターについて次のように話しています。
「彼女は、自分を閉じ込める檻を作ってしまった。彼女は多分、ギレアドの社会が自分にとって良いものではないと気づき始めてると思う。だけど、逃げ場がない。離婚できないから、夫から去るわけにもいかない。ただ我慢するしかないの。さらに、彼女は戦犯でもある。だからカナダに亡命したら、おそらく刑務所に入れられるでしょうね。そしてセリーナは賢いから、そういったことに気づいているんでしょうね。」
シーズン2の終盤では、ジューンと共闘するようなシーンもあったセリーナ。彼女の行き先からも目が離せません。

9.司令官の家にある芸術作品に見覚えがある?

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The men. #bts

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このドラマでは、部屋の中のセットも細かい部分まで作り込まれています。「司令官の家の壁に飾られている絵画は全て、ボストン美術館にある傑作の数々を模したものなんだ。というのも、彼らは美術館から作品を奪って自分の家に飾っているという設定だから。ナチスがやったようにね。」とブルース・ミラーは話しています。
さらに、家の中でもセリーナの部屋は牧歌的な絵が飾られているのに対し、司令官の部屋はもっとはっきりした色彩のものが飾られています。フレッドの書斎には本がありますが、女性が文字を読むのは許されないため家の中にある本は全てこの部屋だけ、など細かい設定が作り込まれているのです。
セットにも注目して観てみたくなりますよね!

10.リディアおばは以前学校の先生だった!

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Blessed be the fruit, it’s Ann Dowd’s birthday?

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ドラマの中でもっとも恐ろしいキャラクターの1人であろう、リディアおば。侍女を育てる養成所で、そして司令官の家に配属されてからもジューンたち侍女を見張る彼女は、実はギレアドができる前の世界では学校の先生でした。
リディアを演じるアン・ダウドは「彼女の過去は私にとって大きな意味があった。女子校の先生をしていた彼女が想像できる。きっと、魔女だとかからかわれて、馬鹿にされて、そうした言葉に動じない術を覚えていったんだと思う。」

参照:The Handmaid's Tale: 21 things you may not have known about the TV adaptation - Radio Times

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