【インタビュー】ミュージカル「October Sky−遠い空の向こうに−」甲斐翔真&阿部顕嵐&井澤巧麻&福崎那由他が「ロケットボーイズ」に 「勇気を持って、僕たちも進んでいきたい」

8月2日(月)8時0分 エンタメOVO

(左から)福崎那由他、甲斐翔真、阿部顕嵐、井澤巧麻

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 ミュージカル「October Sky−遠い空の向こうに−」が、10月6日から上演される。本作は、元NASAの技術者ホーマー・H・ヒッカム・Jr.の自伝小説を原作に、厳しい現実に直面しながらもロケットに夢を懸ける高校生たちの姿を描いた青春映画をミュージカル化。主人公のホーマーを演じる甲斐翔真、ホーマーと一緒にロケット制作に励む「ロケットボーイズ」のメンバーを演じる阿部顕嵐、井澤巧麻、福崎那由他に、公演への意気込みを聞いた。



−本日(取材当日)はビジュアル撮影も取材させていただきましたが、撮影中はどんなことを意識していたんですか。

甲斐 僕は、目線の先にロケットがあるシーンをイメージしていました。空を見上げるように。まだまだこれからですが、まずはこのビジュアルを見てくださった皆さんに、面白そうと思っていただけるのが第一歩だと思うので、格好いい写真が撮れてよかったです。

阿部 僕は役柄的にもクールなイメージだったので、それをイメージして臨みました。(カメラマンからも)「ただかっこよくいてくれ」と言われたので、“格好いい”を意識していました。

井澤 1950年代にタイムスリップした気持ちで臨みました。僕が演じるオデルは、ムードメーカーでもある役どころなのですが、今日はクールなカットが多かったので、これから役作りをする上で今日のイメージを役立てたいと思います。

福崎 僕が演じるクエンティンは、見た目は地味ですが、探究心が強く、ひたむきな性格だと思うので、僕もロケットを見つめて撮影したいと思います(笑)。

−本作の企画を聞き、原作映画を見てどんなことを感じていますか。

甲斐 自分が演じるということは関係なく感動しました。夢を持つことの素晴らしさや高校生たちのパワーをすごく感じる映画だったので、ミュージカルでは、それをどうやって表現していくのかなと、今、考えているところです。この作品の持つ魅力を壊さないように頑張らないといけないなと思っています。

阿部 「宇宙」って誰もが一度は憧れるロマンだと思います。(登場人物たちが)夢を持つことで、キラキラ輝いていて、でも、逆境や挫折も描いているすてきな作品でした。僕は、映画が大好きなので、普段からたくさん見るのですが、この映画は、お仕事であることも忘れてのめり込んでしまいました。

井澤 ロケットが打ち上げられるのが当たり前ではなかった時代に、多感な高校生たちが見上げたロケットはすごくキラキラしていたと思います。本作を通して、お客さまにもそれを感じていただけたらうれしいです。それから、この作品は父親と息子の愛や絆もすごく大事なテーマとして描いていると思うので、そこは大切にみんなで表現していけたらと思っています。今回、日本初演で(ブロードウェーを目指すこと)それに先駆けて公演されるということもあって、いいものを作りたいという思いは強くあります。

福崎 僕も、希望や勇気をもらえる作品だと思いました。日本初演の作品ですが、「ロケットボーイズ」のように、僕たちも、前例のないものにも勇気を持ってしっかりと歩んでいければと思います。僕たちの姿がお客さまにも勇気を与えられたらと、思います。

−それぞれが演じる役柄と自分との共通点を教えてください。

井澤 僕は、学生時代はやんちゃだったので、そこは共通するところかもしれません。オデルが幼なじみと一緒に、父親が働いている鉱山に侵入するシーンがあるのですが、それも何だか懐かしいなと感じました。

阿部 (ロイのように)義理の父から暴力を受けているという状況は一切ないです(笑)。ですが、子どもの頃はプラモデルを作るのが好きで、熱中していた時期もあったので、物を作って目標に向かって進んでいくという気持ちには共感できます。僕自身、今もたくさんの夢があるので、それも共通点だと思います。

甲斐 僕はロケットのような少年心を燃やすものが昔から大好きだったので、その少年心は、役を演じる上でも意識したいと思います。ホーマーも、格好いいものを作りたかったんだと思います。それは単純だからこそ強い意志でもあって、夢に突き進んでいけたのかなと、今は思っています。

福崎 理性が効かなくなるぐらい、一つのことにのめり込んでしまうというところは僕もあったりするので、そこはクエンティンとしても出していけたらと思います。

−皆さんは、俳優になる前はどんな夢を持っていましたか。

甲斐 僕は仮面ライダーになりたくて、七夕の短冊にもそう書いていたほどでした。なので、かなえました!(笑)

井澤 幼い頃は父親が警察官だったこともあって、警察官になりたいと思っていました。

−阿部さんと福崎さんは、幼い頃から芸能の世界にいますが、その頃はどんな夢を持っていたんですか。

阿部 「スター」です(笑)。有名になりたいって単純に思っていました。

福崎 僕は、物心ついたときにはモデルの仕事をしていたので、夢が明確にあったわけではないですが、小さい頃は忍者になりたかったです(笑)。

−皆さんの原動力になっているものを教えてください。

甲斐 やっぱりお客さまが喜んでくださる、そして心が動いていると感じることで充実感があふれます。お客さまが拍手をしていたり、泣いていたりという顔を見るためだけにこの仕事をしているのかなとさえ思います。もちろん、好きということもありますが、僕たちが発信している以上にお客さまからエネルギーを頂いているので、それが自分の力になっています。

阿部 僕もお客さまの前で披露するというゴールが見えているので、それを原動力にして走り続けられるんだと思います。闇雲に頑張るのは難しい。それから、単純な理由ですが、好きだからというのもあると思います。

井澤 「憧れ」だと思います。僕は、Mr.Childrenのライブに行って衝撃を受けてから音楽が好きで、役者として頑張ろうと思ったのも、最初はそういった憧れの人に近づきたいという思いからでした。それからもちろん、僕を応援してくださるファンの方に喜んでもらうことで、また次に頑張ろうと思えるので、ファンの方たちの思いも原動力です。

福崎 僕は、お客さまに見せる瞬間の充実感のために僕たちはやっているんだと思います。僕はあまり舞台経験はないのですが、映像作品でも、ファンの方からお手紙などで「感動した」という言葉を頂けると、それがエネルギーになって次に頑張れます。

(取材・文・写真/嶋田真己)



 ミュージカル「October Sky−遠い空の向こうに−」は、10月6日〜24日に都内・Bunkamura シアターコクーン、11月11日〜14日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。

公式サイト https://october-sky.jp/

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