ポケモン映画『ココ』岡崎体育が楽曲プロデュース、最新予告映像も
2020年8月5日(水)21時0分 シネマカフェ
『劇場版ポケットモンスター ココ』 (C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2020 ピカチュウプロジェクト
岡崎さんは本作のメインテーマをはじめとした劇中楽曲(テーマソングを含む全6曲)をプロデュース。大のポケモン好きとして知られ、TVアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」(2016年11月〜2019年11月まで放送)では、オープニングテーマとエンディングテーマの両方を担当。今回満を持して、自身としても“初”となる劇場版アニメのテーマソングをプロデュースすることになった。単独のアーティストによる複数楽曲が本編に使用されるのは、ポケモン映画として“初の試み”という。
さらに、本作の監督である矢嶋哲生は『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』で、監督を20年務めた湯山邦彦からバトンを受け継いだ新たな才能であり、同じくポケモン世代でもある岡崎さんと共にポケモン映画に新たな風を巻き起こす!
また、岡崎さんが書き下ろしたいくつかの楽曲には複数の有名アーティストをヴォーカリストとして迎えた曲もあり、今回は先行して、メインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」をトータス松本(ウルフルズ)が歌うことが明らかに。かねてより親交のあった2人にとっても初のコラボ。歌詞には「親子ってなんだ? 育てるってなんだ?」といった父親目線のメッセージが散りばめられ、本作の世界観に優しく強く寄り添った楽曲に仕上がっている。
そのメインテーマが流れる最新の予告映像では、ある日、よそ者が足を踏み入れることを許さないポケモンたちの楽園・オコヤの森で人間の赤ん坊を見つけたザルード(声:中村勘九郎)の姿が。見捨てられないザルードは、森の掟に反して赤ん坊をココと名付け、群れを離れてふたりで暮らすことを決意する。ポケモンが人間を育てる生活が始まって10年。オコヤの森にやってきたサトシとピカチュウに出会ったココ(声:上白石萌歌)は、「父ちゃん、オレはニンゲンなの?ポケモンなの?」と疑問が芽生え始めることに。悩むココと、本当の父親の様にココを想うザルードのいままでにない親子の絆を描いた内容と歌詞にも注目の映像となっている。
「『ミュウツーの逆襲』をワクワクしながら観てたポケモン大好き少年」だったという岡崎さんは「20年以上の時が経ち、ポケモン大好き少年は気がつくと映画に携わる側になるというふしぎな体験をしています」と喜びをコメント、「将来、この映画を観た子どもたちの中に、僕みたいなふしぎな体験をする子がいてくれることを願っています」と希望を込めて語る。
また、以前から岡崎さんに興味があったというトータスさんは「歌ってくれと頼まれてすぐ引き受けた。そしたらポケモンの、グッとくる歌だった」と明かし、「世のお父ちゃんはみんな、岡崎君に泣かされると思います」と絶賛のコメントを寄せている。
『劇場版ポケットモンスター ココ』は12月25日(金)より全国東宝系にて公開。