チームラボ猪子代表が生出演「新作アートは“コロナウイルス”から着想」

8月8日(土)11時28分 ジェイタメ



ABEMAが、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。


■りんたろー。「唯一の被爆国として、悲しみやリアルを伝えることが使命だと思う」
兼近大樹「米国の“核の傘下”に守られて、突っ走れないとしても、動くべき」


75回目の広島原爆の日となった2020年8月6日(木)夜9時からの放送では、番組MCのお笑いコンビEXITと共に“核なき世界の実現は?“をテーマに、議論を展開した。
新型コロナウイルス対策のため、去年と比べて1割ほどの人数で行われた平和式典には安倍総理の他、83カ国とEUの代表が参列。総理は「唯一の戦争被爆国として“核兵器のない世界”の実現に向けた国際社会の努力を一歩一歩着実に進めることは我が国の変わらぬ使命だ」と述べた。一方で、広島市の松井一實市長は「日本政府には、核保有国と非核保有国の橋渡し役をしっかり果たすためにも、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いを誠実に受け止めて、同条約の締結国に」と、日本がまだ参加していない核兵器禁止条約の批准を求めた。


りんたろー。は、「どの国がどれくらいの核兵器を保有しているかなどの、細かい現状は全く知らなかったんですが」と前置きした上で、「当然世界で唯一の被爆国として、やっぱり悲しみとか苦しみとか、リアルを伝えていくことがある種の日本の使命だと思っていたので、この条約に参加していないことがとても意外でした」と率直な感想を述べた。また、兼近大樹は、「日本がアメリカの核の傘に守られているがゆえに、勝手に根絶へ突っ走れないという話も聞いたことはあるんですけど。実際に被爆している国としては、『核を無くしましょう』という訴えから、こんなに時が経っているので、早めに動き出すべき」と早急なアクションを求めた。

また、広島原爆ドームの前からリモート出演した核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」国際運営委員でピースボート共同代表の川崎哲さんは、広島県の湯崎英彦知事が式典で「絶対破壊の恐怖が敵攻撃を抑止するという核抑止論は、あくまでも人々が共同で信じている“考え”であって、すなわち“虚構”に過ぎない」と発言したことを引き合いに、「核の傘で守られているというが、本当なのだろうか。核の抑止力が働いているというが、これを誰が証明できるのだろうか。確かに日本は直接戦争に巻き込まれていないが、それは本当にアメリカの核兵器のおかげなのか、アメリカが核兵器をなくしたら戦争が起こるのか。そんなことはないと思う。戦争を食い止めようとしているのは色々な人たちの努力で起きていることだ。核兵器に守られているという現実自体が眉唾の議論だと思う」と語った。


■チームラボ猪子代表が生出演「新作アートは“コロナウイルス”から着想」
「生命って“宇宙ルール違反”な存在」EXIT兼近の持論に奇才も思わず唸る!?


またこの日の放送では、アート集団「チームラボ」の代表・猪子寿之をゲストに迎え、猪子さんがコロナ禍で作り上げた“白い塊”が空間を漂う新作「質量のない雲、彫刻と生命の間」に込めた思いを熱弁した。

本番組に出演するのが4回目となる猪子が、これまで残してきた明言として「チームラボのアート体験は、普通の映画鑑賞の2億7000倍くらいデートがうまく行く」「世界をほんのちょっとでも進める係をしたい」「“今年の目標”とかは考えたことがない」などが紹介されると、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は、「えー!そうなんですか?デートはやっぱり気になります」と興味津々。すると、猪子は「チームラボのアート体験は、一緒に歩き回るわけじゃないですか。座って見るだけじゃなく自分の意思で冒険するので、うまく行くんです(笑)」とスタジオの笑いを誘った。


そして、チームラボが目指す「境界のないアート・ボーダレス」を体現する新作「質量のない雲、彫刻と生命の間」について、猪子は「ウイルスって、生命と生命じゃないものの中間にあると言われていますよね。いわゆる、生物学では生命ではないと言われていて。かと言って、鉄やプラスティックと一緒かと言うと分からない。だから、生命と生命じゃないモノの間なんですね、ウイルスって。それは生物学上の話なんですけど、もう少しエネルギーから見た時には、生命だけが特異ですごくおかしい。もう少し言うと、本来すべては宇宙の“エントロピーの法則”によって全部崩れていく。例えば、皆さんが明日も同じ人間である事は、エントロピーの法則からするとおかしくて、本来はぐちゃぐちゃに崩れていく。生命だけがエントロピーの法則に反しています。ただ、実はエントロピーの法則に反する事は生命以外にもある。つまり、ウイルスが生物学上は生命と生命じゃないモノの中間にあるように、人間は生命と生命じゃないモノはきっぱり別れていると思っているかもしれないけど、本当は連続的かもしれない。とにかく、エネルギーから見た時のエントロピーの法則に反するモノとして、エネルギーの場を作る事によってある種の塊ができて、今回はその塊を作りました」と、作品に込めた独特な想いを語った。


これを受けて、兼近は「要は生命って“宇宙ルール違反”な訳じゃないですか、我々は。宇宙ルール違反の奴らがクラブに集まって、変な音をかけて、あぁいう白い物体に向かって『ウェーイ!』ってやってるんですけど、あれは芸術ってことですか?(笑)」と質問。想定外の問いに、猪子も思わず「分かんないです…(笑)」と返答し、スタジオの笑いを誘った。

一方、新しい都市のコンセプト「パーソナライズ ド シティ」について、猪子が「これから都市における公共な場所は、実はアートとテクノロジーの力によって、パーソナライズ化していく事が可能な時代になる」と語りながら、誰かにとってのプライベートな現象が、他の人からはパブリックでアートに映るという都市のコンセプトについて熱弁すると、慶応大学特任准教授などを務める若新雄純さんは、「俺が、『俺だ俺だ!』ってエゴイスティックになればなるだけ、それがアートとして広がるなんて最高じゃん!」と感嘆の声を上げた。兼近は、「スクランブル交差点とかもそうしてほしいっすね。上から見たらすげぇアートみたいな(笑)すごい面白いなぁ…」と、テクノロジーを使ったアートで一風変わった作品を生み出す猪子を賞賛した。


本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。
https://abema.tv/video/title/89-66


■『ABEMA Prime』 放送概要
放送日時 :毎週月〜金曜 夜9時〜夜11時  ※生放送
【ゲスト出演者】
若新雄純
チームラボ猪子寿之
(C)テレビ朝日
(C)AbemaTV,Inc.


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