司馬遼太郎の『関ヶ原』が映画化 岡田准一が石田三成役で主演、家康役に役所広司、有村架純は忍びに挑戦

2016年8月10日(水)5時0分 BIGLOBEニュース編集部

『関ヶ原』映画化&監督・主要キャスト決定(c)2017「関ヶ原」製作委員会

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累計発行部数が580万部を超える司馬遼太郎の歴史小説『関ヶ原』の映画化が決定した。主演はV6の岡田准一、監督・脚本は原田眞人が務め、2017年初秋に劇場公開する。


司馬遼太郎作品が、『梟の城』以来18年ぶりに実写映画化される。己の「正義」を強く信じ、愛を貫き通そうとした“純粋すぎる武将”石田三成を岡田が演じる。「正義」を重んじるあまり融通が利かず、不器用で人間味あふれる姿を見せる本作では、これまで狡猾で計算高い人物として描かれてきたものとは異なる新たな「石田三成」となる。


豊臣秀吉亡きあとの天下取りに野望を抱き、三成と相対する徳川家康役には役所広司。策略を巡らし反三成の大名を多く取り込みながら、三成を追い詰めていく、権力欲に燃える東軍大将を演じる。また、三成の下で忍びとして、女性として支え続ける初芽(はつめ)として有村架純が出演。有村にとっては初めての本格時代劇となり、殺陣などのアクションにも初挑戦する。


撮影は、8月中旬から滋賀・京都などを中心に、映画史上初となる国宝級の歴史的建造物でも行われる。また、天下分け目の決戦を描くために、約3,000人規模のエキストラが参加する撮影も予定されている。


<主要キャストのコメント>
■岡田准一/石田三成役
日本で一番の大合戦「関ヶ原」が映画化されることを僕自身、今から楽しみにしています。歴史好きとして、本来の人物像に近いであろう「石田三成」を演じることができ嬉しく思います。
原田眞人監督のもと役所広司さん、有村架純さんを始めとするキャストの皆様、スタッフの皆様と全力で撮影に挑みたいと思います。


■役所広司/徳川家康役
信長、秀吉など、数々の戦国武将の成功と失敗を間近に見て学んできた家康が、
人生最大の大博打「関ケ原の戦い」に挑み、勝利するまでの心の動き、
今からワクワクしています。


■有村架純/初芽役
この度、初の時代劇に挑戦させていただくことになりました。
言葉や所作、アクション、一から覚える事がたくさんありますが
出演されるキャストの方々のお芝居を見て勉強しながら、
その時代を生きた人物として、石田三成の腰元として
女を忘れしっかりと役目を果たしたいなと思います。
精一杯頑張ります!


出演:岡田准一 有村架純/役所広司 
監督・脚本:原田眞人
原作:司馬遼太郎「関ヶ原」(新潮文庫刊)
製作:「関ヶ原」製作委員会
製作プロダクション:東宝映画/ジャンゴフィルム
配給:東宝 アスミック・エース

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