『わたナギ』好調の多部未華子 結婚しても「かわいい」理由

8月11日(火)7時5分 NEWSポストセブン

実力と人気を兼ね備えた女優の1人(時事通信フォト)

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 女優・多部未華子の主演ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、火曜夜10時)が好調だ。多部が演じる主人公・相原メイは、製薬会社のMRとしてバリバリ働く一方で、家事や恋愛は後回しにしているアラサー独身女性。“毒親”の過干渉にも苦労させられており、仕事とプライベートの両方で悩みを抱えるヒロイン像は、現代女性たちの共感を誘うものだろう。


 劇中の華やかなファッションも好評で、視聴率は2ケタをキープ。第5話の平均世帯視聴率は14.4%と過去最高を更新した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。


 多部といえば、昨年11月、写真家の熊田貴樹氏との結婚を発表したことが記憶に新しい。人気女優は結婚発表にあたって多少の人気ダウンを覚悟するものかもしれないが、多部の電撃ゴールインにファンは驚きつつも、Twitter上では「多部ちゃん結婚おめでとう」という祝福の声があふれた。


 また、「2020年上半期TV-CM放送回数ランキング」女性部門で多部は第7位にランクインした(エム・データ発表)。同ランキングの2019年版では多部は20位圏内にランクインしておらず、このことからも多部の結婚発表が全くマイナスにならなかったことが感じられる。


「多部ちゃんかわいい」と男女から愛され、高い好感度を誇る彼女を形容するときによく使われる表現のひとつが「自然体」だ。普段の佇まいだけでなく、演技においても多部は“飾らない”スタンスを貫いているらしい。


『私の家政夫ナギサさん』公式サイトに掲出されたインタビューでは、「脚本がとても面白く、クスっと笑えるように描かれているので、それ以上のことをしないように心がけています。面白いと思う感情を、もっと面白く見せようとすると空回りしてしまうと思うので、そのバランスは現場で塩梅を見ながら演じています」と語っている。


 この、良い意味で我を出さない姿勢が、シアターコクーン芸術監督に就任した松尾スズキや、ケラリーノ・サンドロヴィッチといった大物演劇人からも愛され、抜擢される理由なのかもしれない。


 多部の大ファンという映画ブロガーのCDB氏は、彼女が演じるヒロインたちの魅力をこのように語る。


「主演ドラマである『わたナギ』や『これは経費で落ちません!』(NHK総合)など、多部未華子さんは、常にニコニコしている女性ではなく、強い意志を持ち、よく怒る女性を魅力的に演じています。彼女が演じる不機嫌なヒロインは、『従順で怒らないことがかわいいはず』というセオリーに真っ向から反していますが、男女を問わず惹きつける力があります」


 なぜ多部は“不機嫌なヒロイン”を魅力的に演じることができるのか? その秘訣は、彼女の印象的な目元にあるようだ。


「『上がり眉や怒り眉を、下がり眉や困り眉に直したい。怒って見える目はかわいくない』と悩む女性がいますが、男女ともに人気のある多部未華子さんはデビュー以来ずっと上がり眉ですよね。


 多部未華子さんと平手友梨奈さんの目は少し似ているのですが、どちらもガーリッシュでありつつ、強い意志を感じさせる瞳です。人間的な優しさと強い正義感が同居している目と表現してもいいでしょう。他人の思い通りにならない、自由な猫のような強さを持った眼差しを多くの人が魅力的だと感じている。


 彼女たちは『従順なかわいさ』から、『新しいかわいさ』を切り拓いたと言えるかもしれません。結婚しても、40代になっても、多部未華子さんの美しい目は多くの人に愛されるのではないでしょうか」(CDB氏)


 飾らない自然体で、しなやかな強さも持ち合わせている——。そのような生き方は、たしかに性別問わず人々が普遍的に憧れるものだろう。多部の“新しいかわいさ”は、結婚で人気ダウンするどころか、年齢を重ねるにつれて一層輝きを増していくものかもしれない。


◆取材・文/原田イチボ(HEW)

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