アンセル・エルゴートの眼差しに胸キュン 「ベイビー・ドライバー」——シネマチャート

8月13日(日)17時0分 文春オンライン

〈あらすじ〉


天才ドライバーの青年ベイビー(アンセル・エルゴート)は、子供の頃に交通事故で両親を失い、里親のジョーと2人で暮らしている。ベイビーは大物犯罪者ドク(ケヴィン・スペイシー)に大損をさせてしまった過去があるため、ドクが企てる犯罪計画に逃走専門のドライバーとして関わっている。ようやく借りを返し終わったベイビーは、ピザ配達人として、平穏な日々を送り始める。ところが、ドクはベイビーと惹かれ合っているウエイトレス、デボラ(リリー・ジェームズ)の存在を盾に取り、ベイビーを郵便局襲撃計画に強制的に加わらせる。ベイビーはこの仕事を終えたらデボラと町を出ることを決意するが、計画はほころびを見せ始める。


〈解説〉


『ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!』のエドガー・ライトの脚本・監督作。カーチェイスが繰り広げられるクライム・アクション。113分。





  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★★のっけから音楽と映像の鮮烈なシンクロ具合に興奮。ストーリーや人物造形にやや不満はあるものの、思い切って星奮発。




  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★★★人や車だけでなく、空間まで振り付けようとする監督の冒険が音楽と響き合う。主役はマクイーンとアステアの合体だ。




  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★脇を固める俳優陣が濃厚な色気を放っている分、ベイビーの純粋な眼差しに胸キュン。場面展開、音楽、全てが刺激的。




  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★★最高のガキの映画。iPodのプレイリストを軸に、車と美女と犯罪の世界をカジュアルに改造。軽量で小粋、至福度満点だ。




  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆ハーレム・シャッフルが流れる冒頭3分が巧妙。カーチェイスと選曲は映像と奇跡的に同期。男子心鷲掴みなエドガー節。






INFORMATION

「ベイビー・ドライバー」(米)

8月19日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー

脚本・監督:エドガー・ライト

出演:アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハム、エイザ・ゴンザレス ほか
http://www.babydriver.jp/



(「週刊文春」編集部)

文春オンライン

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