片渕須直監督「世界のもうひとつの片隅が見えました」『エセルとアーネスト』場面写真

8月15日(木)16時0分 シネマカフェ

『エセルとアーネスト ふたりの物語』(C) Ethel & Ernest Productions Limited, Melusine Productions S.A., The British Film Institute and Ffilm Cymru Wales CBC 2016

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ポール・マッカートニーがエンディング曲を書き下ろした、戦争を描くアニメーション映画『エセルとアーネスト ふたりの物語』(原題:Ethel & Ernest)から、初解禁の場面写真がシネマカフェに到着した。



本作は、「スノーマン」や「風が吹くとき」の絵本作家レイモンド・ブリッグズが両親の人生を見つめ、英国ブックアワードを受賞した「エセルとアーネスト」のアニメーション化。1928年のエセルとアーネストの出会いから、結婚、息子レイモンドの誕生、第二次世界大戦、そして戦後の発展と時代の変化、さらに老い…と、“普通”を懸命に生きたふたりの姿を描いている。


そんなエセルとアーネスト、ブリッグズ本人が経験した戦争体験を知ることができる作品となっている本作は、幼い息子を疎開に送り出す駅のプラットホーム、空爆に襲われたのどかな畑、手作りの防空壕が設置された自宅の庭など、日常の風景が瞬く間に戦争に飲み込まれてしまう様子が映し出され、観る者に恐怖を植え付ける。


今回到着した場面写真では、そんな戦中シーンの場面写真が到着。ヒトラーの演説シーンやウィンストン・チャーチル、空爆で破壊された自宅、庭に設置した手作りの防空壕が描写されている。


また、日本を舞台に同じ時代を描き、12月に新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開も控える『この世界の片隅に』の片渕須直監督から、「『この世界の片隅に』のすずさんたちと同じ頃、別の国に住んでいた夫婦のお話です。戦時中に布が足らなければ、『だからスカートは短くしましょう』と反対のことをやっていたり。違うところも、でも、同じところも。世界のもうひとつの片隅が見えました」と本作に関してコメントが到着している。


『エセルとアーネスト ふたりの物語』は9月28日(土)より岩波ホールほか全国にて順次公開。

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