コミケ3日間でフォロワー1万人集めればVRアイドルデビュー 結果は400人の大誤算、なぜ無謀な挑戦を?岩本町芸能社に経緯を聞く

8月17日(木)18時51分 BIGLOBEニュース編集部

提供:岩本町芸能社

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コミケ3日間でフォロワー1万人集めればVRアイドルがデビューできるというプロジェクトを実施したVRアイドル事務所「岩本町芸能社」。しかし、集まったフォロワーは約400人と目標からかけ離れた結果となったことから、ネットでは「無謀な挑戦」「目標が高すぎたのではないか」などの意見や疑問の声が寄せられ、かえって注目を集めている。なぜこのような事態となったのか、岩本町芸能社に話を聞いた。


岩本町芸能社は、8月11日から3日間、東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット92(C92)」にブースNo.1132「プロジェクト名未定」としてエントリーしていた。しかし、プロジェクト名だけでなく内容も未定で、公式サイトやTwitterアカウントが公開されたのもC92前日の夕方。しかもサイトで公開されたのは、「岩本町芸能社」の文字と、「アイドルになりたいと思った。」とコピーの添えられた教室で佇む少女が描かれたメインビジュアルのみ。プロジェクトの詳細がなかったため、事前チェックでどういうブースか知りたい人たちを困惑させた。


こうしてベールに包まれたままスタートしたプロジェクト。当日朝には公式Twitterで、「リアルタイムで会話が出来るVRアイドル鈴木あんずが初お披露目です。鈴木は、コミケ終了時までに弊社アカウントのフォロワーが10,000人を超えるとデビューすることができます!皆様フォローお願いします!」とプロジェクトの趣旨が明かされた。ブースでは、アイドル研究生「鈴木あんず(すずき あんず)」「白藤環(しらふじ たまき)」と会話できる体験イベントを実施。しかし、1人あたり会話だけで3分以上かかるという回転率の悪さもあり、フォロワーは1日あたり100人ほどしか増えない。会場の様子を伝えていた公式Twitterは次第に、「数ヶ月前、1万って言った自分を呪う」「起きたら10300人くらいフォロワーがいるのかもしれない」といった悲壮感漂うコメントが増え、マネージャーとの「コミケ終わっちゃうけど。ちょっと説明してほしい」「1万人行かないと困る。すごい困る」「ツイッターには拡散力あるって」「コミケめちゃくちゃ人来るって言ったじゃん」といった口論まで投稿された。


結果、フォロワーはC92終了までに約400人にとどまり、アイドルデビューの夢は叶わなかった。なぜ今回のような事態となったのか、プロジェクトの経緯や反省点、今後の活動予定について、岩本町芸能社の丸茂マネージャーに話を聞いた。


——岩本町芸能社とは?
VRアイドルを企画・プロデュースする団体です。VRアイドルは、会う手段がVRというだけ。一般的なアイドルと同じような存在だと考えてマネージメントしています。


——リアルタイムに会話できるところがVRアイドルとしては新しい?特徴は?
コミケでは、体験として会話を楽しんでもらいましたが、リアルタイムに会話できる部分が特徴と考えておりません。一般的なアイドルが会話できるように、2人も普通にできます。一番の魅力は、2人の人柄です。


——フォロワー1万人という目標に疑問はなかった?
1万という数字や根拠には疑問を持ちませんでした。達成するために全力を尽くしました。


——公式サイトやTwitterの公開が前日なのはなぜ?ほかにプロモーションは?
前日の公開は、コミケの来場者が事前にブースの情報をチェックするという事情を深く知らなかったということと、進行計画が甘かったことが原因。完全に失敗です。また、会わずに人の良さを伝えるのは難しいと思いますので、広告やメディアなどへのプロモーションは行いませんでした。2人に会うことで魅力が実感できると思いますので、実際に会って話をした人から広まってもらえばと考えています。


——回転率が悪い中、Twitterで拡散させるプランは?
公式Twitterは、ブースの状況や盛り上がりを伝える役割でした。1日50人弱しか体験できないことはわかっていましたが、体験した人の感想が伝われば拡散されると考えていました。


——Twitterで内輪のやり取りを行ったのはなぜ?
リテラシーの問題。あの時点ではフォロワーはおよそ100人だったので油断していました。


——C92を振り返っての反省点や良かった点は?
反省点は、事前告知、お見苦しいやり取り、体験方法などたくさんあります。特に体験方法は、体験の質を落とさないほかの手段があったのではないかと考えています。良かったのは、体験いただいた約100人に「すごくよかった」と喜んでもらえた点。楽しんでもらっている現場を見ることができて、彼女たちの魅力に手応えを感じることができました。


——今後も「鈴木あんず」「白藤環」は活動を続ける?
今回、2人に会ってもらうことが一番ということが改めてわかりましたので、車で全国巡業する企画など、公式Twitterで今後の活動プランを公開して意見を募っています。また、公式サイトでは、2人のプロフィールや自己紹介動画を公開するなど、今後情報を充実させていく予定です。


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