“74回目の終戦記念日”に松阪ゆうき「平和な世だからこそ歌う事が出来る」 取り上げるメディアが少ないと懸念する声も

8月18日(日)15時0分 Techinsight

ピアノの前に座る松阪ゆうき(画像は『松阪ゆうき 2019年8月9日付オフィシャルブログ「さてさてこの後、深夜?朝方?」』のスクリーンショット)

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終戦記念日である8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で行われた。天皇皇后両陛下安倍晋三首相に全国の遺族など約7000人が参列し、正午から1分間の黙とうを捧げた。全国各地でもサイレンの合図とともに黙とうしたというツイートが見受けられる。そんななか演歌歌手の松阪ゆうきが、ブログで「今日は、終戦から74回目の終戦記念日です」と綴っている。

「先人の皆様のおかげで今の日本の礎となり、平和な日本が続いていることに感謝し、またこうして平和な世だからこそ、歌う事が出来る事に感謝する一日だとも 毎年思うのであります」と松阪ゆうき。

彼の父方の祖父は太平洋戦争で飛行機に乗って戦地に向かったが、生きて戻った。すでに亡くなったが、生前は「腕に今も弾が埋まったまま」だとその腕を見せてくれたそうだ。その祖父が「医師になる事を志していながら、戦争で夢叶わず漁師になった」という話を聞いたことがあるという。

また、母方の祖父は「焼夷弾が島に落ち、壕に避難したことを思い出す」とその島に行くと指さしながら話してくれたという。そのような体験を祖父たちから聞くことができた松阪ゆうきは「戦争は、無残にも一瞬にして、そんな人の命を奪ってしまうのです」との思いを込めて、「平和な日本 いや世界になるように 我々は今の状態が当たり前と思わず、日々に感謝し生きていきたいものです」と呼びかけるのだった。

彼のように、74回目の終戦記念日を迎えて様々な思いを持った人々による「今日は、終戦記念日。お孫ちゃんたちに、伝えないと…命の尊さ 平和の大切さ ひ孫、玄孫…永遠に笑顔で暮らせますように」、「おじいちゃんとおばあちゃんが終戦の日を語って泣いてた。戦争するような国にはさせないから安心してくれ…」、「今日は終戦記念日 皆さんは黙祷をしましたか? 8月15日は必ず黙祷をして、戦争で亡くなってしまった人達を忘れないようにしていきましょうね」などのツイートが見受けられる。

ただ「終戦の日、とかその辺の戦争に関する言葉がトレンドに来ないあたりさすがにやばいと思う」、「終戦の日を迎え、西日本を中心に台風被害が懸念される中でUSJ訪問のお気楽さ。それって、この今現在報じなきゃいけないことかね?」、「今日は終戦の日。そんな日に芸能人の夏休みを流す #バイキング 。災害級の台風だし仕方ないけど、ずっと同じ台風情報のみの #ひるおび もう少し違う視点で作成出来ないのかな」といった声も少なくない。

ここ数年は「8月6日、広島原爆の日」「8月9日、長崎原爆の日」「8月15日、終戦記念日」をメディアで取り上げる密度が薄くなっているように感じるが、特にこの夏はそれが顕著だ。8月15日のテレビ番組欄でも「終戦記念日」の文字はほとんど見られなかった。

松阪ゆうきがブログで呼びかけた「戦争は、無残にも一瞬にして、そんな人の命を奪ってしまう」、「我々は今の状態が当たり前と思わず、日々に感謝し生きていきたい」という思いを忘れぬように伝えることもマスコミの役割ではないだろうか。

画像は『松阪ゆうき 2019年8月9日付オフィシャルブログ「さてさてこの後、深夜?朝方?」』のスクリーンショット

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