『殺戮の天使』のアプリゲーム『さつてんレストラン』が配信開始。プレイヤーは「店使(てんし)」となって、個性豊かな殺人鬼たちとレストランを経営するシミュレーション

8月20日(火)18時4分 電ファミニコゲーマー

 ViSUALIZEは、ゲームから、TVアニメ、コミック、ノベルなどで展開している『殺戮の天使』をベースとした、レストラン・シミュレーションゲーム『さつてんレストラン』の配信を開始した。プラットフォームはAndroid、iOS。アイテム課金がある基本プレイ無料のゲームとなる。

 原作である『殺戮の天使』は、ニコニコゲームマガジン(旧電ファミニコゲームマガジン、現在はゲームマガジンに解明)で連載されていたフリーゲーム。作者は星屑KRNKRN(真田まこと)氏で、『RPGツクール VX Ace』で制作された探索型ホラーアドベンチャーゲームだ。エピソード形式で2015年8月から2016年2月までに全4話が配信されており、以後はアナザーエピソードがリリースされている。

 主人公は、記憶を失った状態でビルの地下で目覚めた13歳の少女レイ。ふらふらとビル内をさまよっていると、顔を包帯でおおい、死神のようなカマを持った殺人鬼ザックと出会う。レイは「自分を殺してもらう」ことを提案し、ザックは「ここから出る手助けをする」ことを条件に、その提案を同意する。こうして、殺されたがってる少女と殺人鬼よる奇妙なビルからの脱出劇がはじまる。

(画像は『殺戮の天使』公式サイトより)
(画像は『殺戮の天使』公式サイトより)

 本作は発表以後、口コミ的に評判を呼び国内100万ダウンロード、ニコニコ動画では関連動画の再生数が2000万再生を突破。iOS、Android、Steam、Nintendo Switchに移植され、有料ゲームとして配信されている。日本を飛び越えて韓国でも非常に人気があるゲームで、英語版は『Angels of Death』として配信されている。

 非常に練られたシナリオ展開と、ビルの各階にいる個性豊かな殺人鬼たちは、ユーザーからは高い評価を得ている。さらには2018年に全16話構成でTVアニメ化。ゲームをプレイしていない人にもさらに裾野を広げた。Amazonプライム・ビデオほかにて配信中だ。

(画像はGoogle Play 『さつてんレストラン』より)
(画像はGoogle Play 『さつてんレストラン』より)

 今回配信が開始されたレストラン・シミュレーションゲーム『さつてんレストラン』では、そんな殺人鬼が経営するレストランを舞台に、プレイヤーは「店使(てんし)」となって、『殺戮の天使』に登場するキャラクターたちと日常シナリオを楽しむ。オリジナルレシピを制作したり、インテリアをカスタマイズすることで、レストラン経営に挑戦することもできる。

 ゲーム、アニメと魅力的なキャラクターたちとまだまだ触れ合いたいという人には、本作よい機会となるだろう。また原作を知らない人でも物語がわかるように作られているので、ここからゲームに触れたり、アニメを観てもいいはずだ。アニメの放送はひとまず終わりを迎えたが、『殺戮の天使』の世界観はまだまだ楽しめそうだ。

ライター/福山幸司

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ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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