「カメラを止めるな!」は“原作なしのオリジナルストーリー”ではない 元劇団主宰者が訴え「劇団の尊厳を守りたい」

8月21日(火)13時53分 BIGLOBEニュース編集部

画像は映画『カメラを止めるな!』の公式サイトのスクリーンショット

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わずか2館での公開から累計200館以上に拡大し、観客動員は40万人を突破するなど異例のヒットを続ける映画「カメラを止めるな!」。同作は、エンドロールで「劇団PEACE」の舞台「GHOST IN THE BOX!」が原案とクレジットされている。しかし、今は解散した劇団の主宰者で舞台の演出を手がけた和田亮一氏は、原案ではなく原作だと主張し、物議を醸している。


和田氏は21日、「カメラを止めるな!」についてのブログ記事を投稿。同作が、上田慎一郎監督が劇団PEACEの舞台「GHOST IN THE BOX!」にインスパイアされ、「原作なしのオリジナルストーリー」として作り上げたとされていることについて異議を唱えた。和田氏によると、「カメラを止めるな!」の元ネタは、2013年に劇団PEACEが上演した舞台「GHOST IN THE BOX!」。和田氏が企画を練り後輩のA氏が脚本を担当したもので、著作権は和田氏、A氏、劇団にあるとしている。


「カメラを止めるな!」について和田氏は、「GHOST IN THE BOX!」の基本的な構造や設定がそのまま使われており、「カメラは止めない!」という台詞まであると指摘。このため、上田監督に原作として表記するよう依頼したが、「最終的には全く別物になったので『原作』と入れることはできない」との回答を受けたという。さらに、映画のプロデューサーらと協議した結果、ひとまずクレジットには原案として劇団名と作品名を入れ、原作かどうかは後で判断することになったとしている。


その後、「カメラを止めるな!」側からは原案とするという契約書が送付。契約書は、和田氏が今後の映画、舞台におけるリメイクや二次利用に関する一切の権利を持てないという内容だったという。和田氏は、「原案は作品を作るに当たって参考にしたアイデア」で「原作はその作品を作るための元の作品」だとして、「GHOST IN THE BOX!」は原作にあたると主張。「PEACEの芝居が原作であることを知らしめたい」「みんなでつくりあげたあの3年間の、劇団の尊厳を守りたい」としている。


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