『光る君へ』次回予告。「殿がなぜまひろさんをご存じなのですか」と正妻・倫子が道長に問う。一方、当のまひろは父・為時の元を離れる覚悟を決めて…
2024年8月21日(水)13時16分 婦人公論.jp
(『光る君へ』/(c)NHK)
『光る君へ』次週予告
現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第31回の「月の下で」が8月18日に放送。その最後に流れた第32回「誰がために書く」の予告が話題になっています。
*以下、第31回の「月の下で」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。
●「月の下で」あらすじ
ある日突然、道長(柄本佑さん)がまひろを訪ねてくる。
道長はまひろに、一条天皇(塩野瑛久さん)に入内するも、相手にされず寂しく暮らす娘・彰子(見上愛さん)を慰めるために物語を書いてほしいと頼み込む。
しかし、真の目的は…。
一方、宮中では年下の斉信(金田哲さん)に出世で先をこされた公任(町田啓太さん)が参内しなくなってしまった。
事態を案じた斉信が公任の屋敷を訪ねてみると、思いがけない人物と遭遇しーーといった話が描かれました。
次週予告
*以下、本編直後に流れた次週予告
館の中をともに歩く道長とその正室・倫子(黒木華さん)。
倫子の「殿がなぜまひろさんをご存じなのですか」との声が流れる。
「おとりでございますか?」とたずねるまひろ。対して「そうだ」と即答する道長。
「心の内とは裏腹であろう」との藤原公任(町田啓太さん)の声を背景に、公任、藤原斉信(金田哲さん)、藤原行成(渡辺大知さん)の三人が深刻な顔で歩みを進める。
「帝の御代は長くは続くまい」と力強く述べる居貞親王(木村達成さん)。
燃え広がる炎から逃げる様子を見せる一条天皇と中宮彰子。
朝廷の貴族たちを前に、藤原伊周(三浦翔平さん)が「譲られよ」と言い放つ。
「では、いってまいります」
まじないのようなものを唱える安倍晴明の従者・須麻流 (DAIKIさん)。
馬にまたがり道を急ぐ道長。
「死にまする」と誰かに告げる安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)。
公任と斉信たちを前に「従二位、正二位」と自らの役職を誇示する実資(秋山竜次さん)。
泣きながら「姫様…」と伝える乙丸(矢部太郎さん)。対して「大げさだなあ」とまひろの弟・惟規 (高杉真宙さん)。
「では、いってまいります」と涙を浮かべるまひろの前には、同じく涙を浮かべた父・為時 (岸谷五朗)の姿がーー。
大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。
彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。
脚本は大石静さんが担当しています。
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