『ウルトラマンR/B』スペシャルナイトで湊3兄妹がひさびさの再会「心の中でずっと大事に思っていてくれれば終わることはない」

8月22日(木)19時21分 マイナビニュース

2019年公開の映画『劇場版ウルトラマンR/B(ルーブ) セレクト!絆のクリスタル』(監督:武居正能)のBlu−ray&DVDが7月26日に発売されたのを記念して、7月29日に「『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』スペシャルナイト」と題されたトークイベントが、池袋サンシャインシティにて開催中の『ウルトラマンフェスティバル2019』内で行われた。ステージには『ウルトラマンR/B』で活躍した湊カツミ、イサミ、アサヒの3兄妹を演じる平田雄也、小池亮介、其原有沙が登場し、テレビシリーズおよび劇場版における撮影時の思い出や、とっておきの裏話などを披露したほか、つめかけた大勢の『R/B』ファンとの楽しいクイズコーナーやプレゼント抽選会などで会場を大いに沸かせていた。

イベントでは最初にウルトラマンロッソ/湊カツミを演じた平田雄也が現れ、続いてウルトラマンブル/湊イサミ役・小池亮介、そして最後にウルトラウーマングリージョ/湊アサヒを演じた其原有沙が登場し、満場の客席にさわやかな笑顔を向けた。席につき、まずは小池から「その髪(の色)、どうした?」と問われた平田は「映画のラストで、父さんからミラノにいる知りあいのデザイナーさんを紹介してもらったでしょ。それがちょっと変わった人でさ(笑)、まず髪の色を変えようって言われたんだ」と、茶髪になってイメージチェンジした平田=カツミの「裏設定」を明かし、会場の笑いを誘った。平田は続けて「いまのところ、あまり成長はしてない!」と、湊兄弟が別々の道に旅立っていった映画の"その後"をイメージしたコメントを発し、ファンを感激させた。

テレビシリーズ『ウルトラマンR/B』の放送開始が約1年前のこと。それ以来、各種イベントや劇場版舞台挨拶、さらには今年6月の「グランドフィナーレ」などをこなした3人には、『R/B』にまつわるさまざまな"思い出"が心に残っているという。平田は「カメラが回っていないときに、3人でよくふざけることが多かったんです。今になってみるとそういったひとつひとつの遊びが懐かしく、大きな思い出になっている」と語り「アサヒの私物の靴の中に、ウルトラマンティガの人形を入れて脅かそうとした」という、ちょっとしたイタズラエピソードを明かした。

小池は「イベントで各地を回ったのが印象深い」と、ファンと直接触れ合えるイベントの思い出を挙げ「昨年はカツ兄(平田)と2人で各地に行くことが多かったけれど、今年になってからはアサヒも一緒で、3人でよくいろいろなところを回ったよね。地方ごとにお客さんの"特色"があって楽しかった」と、『R/B』を応援してくれるファンたちのありがたさと、イベントの楽しさをしみじみと噛みしめるかのように語った。

其原は「この間、私たちが出演した『ウルトラヒーローズEXPO2019』バトルステージのDVDを観たんですけど、いや〜、よくここまで頑張ってこれたなあって改めて思いました」と、2018年12月から2019年1月まで、東京ドームシティ・プリズムホールで開催された「ウルトラヒーローズEXPO」での自身の頑張りをふりかえって感想を述べた。映画の思い出を尋ねられると「家族ですき焼きを食べるシーン。みんなで湊家を演じられたからこそ、あのシーンが生まれたと思うと、ステキな思い出です」と、約半年間にわたって"家族"のドラマを描き続けてきたテレビシリーズを受けた映画版だからこそ生み出すことができた、湊家のファミリー感覚を改めて強調した。

『ウルトラマンR/B』はロッソ、ブルという兄弟ウルトラマンの物語だった。そこで平田、小池に「ウルトラマンを演じるにあたって特に気をつけたこと」という質問が投げられた。平田は「もともとカツミは平凡なアパレルショップ店員なので、あまりウルトラマンとして……みたいに気をつけるようなことがなかった」と語ると、小池も「カツミとイサミが物語の進行に合わせてだんだん"自分たちはウルトラマンなんだ"という意識が芽生えていくスタイルだったので、それに乗っかっていった感じ」と続け、新感覚のウルトラマン像を自然体で演じていったことを明かした。

小池はさらに「武居(正能)監督から、今回は"よくしゃべるウルトラマン"でいきたいと言われていて、1、2、3話のアフレコは6時間くらいかかった」と、ウルトラマン同士のかけあいにかなりのボリュームを持たせた武居演出についての感想を語った。平田は「アフレコをやったおかげで、ノドが強靭になりました。もともと野球をやっていて発声には自信があったのですが、撮影で叫んだり、『まとうは火! 紅蓮の炎』みたいな口上があると、なかなか声をコントロールできずに苦労したんです。でも撮影やイベントをやっていくうちにどんどんノドが強化されて、今なら1日じゅう叫んでいても大丈夫(笑)」と、本作の撮影のおかげで強靭なノドが出来上がったと自信を見せた。

一方、小池は「セリフを何度もしゃべっていると、声がかすれて苦労しました。俺が疲れると、(平泉)成さんみたいになっちゃうんです。『ピッチャー交代、オレ!』」と、第4話「光のウイニングボール」にゲスト出演した俳優・平泉成のモノマネを披露して大いにウケを取っていた。

其原は「劇場版でウルトラウーマングリージョに変身すると知ったときの気持ち」という質問に対し、「まさか私が変身できると思っていなかったので、もうビックリしたと同時に"どんな姿かな、かわいいのかな"とワクワクしました」と、ウルトラウーマンへの変身が自身にとっても意外なことだったと語った。

続いて、映画『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』から3人が選んだ「気になるシーン」をスクリーンに映写するコーナーへ。其原は「グリージョ初登場シーン」「ツルちゃん(美剣サキ)がアサヒの傍に現れるシーン」「グリージョの"ハッピー"ポーズ」の3点を挙げ、特に最後のハッピーポーズについては「最初に"ハッピー"をやったのは第6話からですが、だんだんこのポーズをする機会が増えてきました」と、最初は、グーでもチョキでもパーでもない「ハッピー」という新しいジャンケンの手だったところから始まって、今やアサヒの"決めポーズ"として記念撮影の定番にまでなったこのハンドサインへの愛着を語った。

小池が選んだ名シーンは、地球を遠く離れた惑星から引き戻されてきたカツミの手を取るため、イサミが手を伸ばしながらジャンプするというもの。デジタル合成で作られたこのカット、上半身を浮かせる体勢を維持するため平田の腰に助監督が乗り、体を支えていたという撮影方法を小池が明かすと、ノリのいい平田がステージの床の上に寝そべって該当シーンを再現。小池も平田の上に乗っかって「こうして支えていたんです」と説明しながら、熱い兄弟の"絆"を感じさせる名シーンの誕生秘話を語った。小池は「第1話ではカツミがイサミの手を掴みますが、劇場版ではイサミのほうがカツミに手を伸ばしに行っている。こういうところにイサミの人間的成長が感じられる」と、激しい戦いを経て最初のころよりもたくましくなっていったイサミの成長をアピールした。カツミを助け出してからの"ルーブタッチ"にも武居監督の強いこだわりがあったらしく、平田も小池も何度もテイクを重ねていく監督の思いを汲みつつ、撮影に臨んだことを明かした。

平田が挙げた名場面は「アサヒに"ボーイフレンド"あり?の情報を聞きつけた父・ウシオがカツミ、イサミを引き連れてアサヒを警護しにいく」というコミカルなカット。まさに『R/B』らしさ全開というべき、家族愛が前面に打ち出された画面といえる。小池は、ウシオ役の山崎銀之丞が顔に迷彩塗装を施し、コードネーム「ファルコン1」を連呼しながらハイテンションでミッションに挑む芝居を回想し「このときの撮影は夏真っ盛りで、炎天下でこの芝居をしないといけないので銀之丞さんは大変だった」と"酷暑"の中で撮影していた際の辛さをふりかえった。

『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』のBlu−ray特装限定版には、「未公開シーン」「特撮メイキング」「ドラマメイキング」「ビジュアルコメンタリー」といった貴重映像の数々が収録された「特典DISC」がついている。スクリーンにいくつか映し出された特典DISCの画面を観ながら、3人は武居監督のドラマ作りへの強い思いや、特撮シーンに挑むスタッフの凄み、そして劇場版で共演したウルトラマンジード/朝倉リク役・濱田龍臣にまつわるエピソードなど、改めて『R/B』に携わったスタッフ、キャスト全員の熱き思いによって作品が生み出されていったことを実感するかのようなトークで盛り上がった。

次のコーナーは、本イベントの入場特典である『ウルトラマンR/B VISUAL BOOK』および『湊アサヒ・美剣サキ特別小冊子ビジュアルブック』のページ内に記されている内容から平田、小池、其原が問題を出すという「ビジュアルブック持ってなきゃ答えられるわけないだろクイズ」大会となり、3人はビジュアルブックを見ながら即興で問題を考えていた。平田は「愛染マコト=オーブダークが作った"ウルトラ通信簿"の中で、湊イサミの"メンタル"の数値は?」、小池は「ウルトラマンブルの身長は何メートル?」、そして其原は「最終ページのキャスト・スタッフ集合写真の中で、録音の"星一郎"さんはどこにいるでしょう?」といった、初歩的な問題から超・難問までさまざまな問題を出したが、熱心なファンがいずれも即答に近い形で次々と正解していくのを観て、ひたすら仰天していた。

大盛り上がりのクイズ大会の後は、豪華賞品が当たる「お楽しみ抽選会」のコーナーへ。3人はそれぞれ自分が引いた座席番号を見ながら当選したファンの姿をしっかりと確認し、1人ずつ声をかけながら賞品を手渡ししていた。

イベント終わりには、平田、小池、其原の「オレ色に染めあげろ!」に応えるかたちで客席から「ルーブ!」というコール&レスポンスが行なわれ、これをきっかけにしてそれぞれの変身後であるウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル、ウルトラウーマングリージョがさっそうと登場した。このままプレス向けのフォトセッションに突入すると、平田はロッソ、小池はブル、其原はグリージョの決めポーズを再現し、最高のビジュアルとして仕上げてくれた。特に小池は腰を低く落としたブルのポーズを数秒間維持するという頑張りを見せ、客席からの熱い声援を浴びていた。

最後の挨拶で其原は「劇場版の上映以来、久しぶりに3兄妹でイベントに出られました。お兄ちゃんたちやファンのみなさんと楽しい時間を過ごせたのが嬉しかったです! 『R/B』は終わってしまいましたが、みなさんの心の中でずっと大事に思っていてくれれば、終わることがないと思っています」と明るく話しながら、得意の「ハッピー!」ポーズを決めた。

小池は「Blu−rayの映像特典をご覧になるとわかるように、スタッフさんたちがいろいろなことを考えながら作っていて(上映時間内に)収まりきれなくて……ということが多いんです。そんなわけで『R/B』は噛めば噛むほど味が出てくる作品だと思っていますので、ぜひみなさんも作品を隅々まで楽しんでほしい」と、テレビシリーズ、劇場版ともども『R/B』世界を映像ソフトで繰り返し味わってほしいとアピールした。

平田は「改めてこうやって『R/B』のメンバーがみなさんとお会いできる機会が持てて幸せです。また何年か経って、ひとまわり、ふたまわり大きくなった僕たちが改めてみなさんの前に立つことができたらいいな、とも思っています。ぜひ『R/B』をこれからも楽しんでもらい、『ウルトラマンタイガ』も応援していただいて、ウルトラマンをみなさんで盛り上げてほしいです!」と、『ウルトラマンR/B』およびウルトラマンシリーズ全体をこれからも愛してほしいと熱く呼びかけていた。

イベントの最後には、湊3兄妹による変則的な「ルーブタッチ」が披露された。いつものカツミ、イサミのルーブタッチにアサヒが加わったことで、ちょっとバランスが悪くなってしまうところも含めて、兄妹の仲の良さ、絆の深さを感じさせるすばらしいやりとりだった。この後、平田、小池、其原、ロッソ、ブル、グリージョによる「ハイタッチ会」が行われ、大興奮の中でイベントは幕を下ろした。

『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』Blu-ray&DVDは現在好評発売中。そして『ウルトラマンフェスティバル2019』は池袋サンシャインシティにて8月26日まで開催されている。

(C)円谷プロ
(C)劇場版ウルトラマンR/B製作委員会

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