『カメラを止めるな!』に“原作トラブル” ネットでは「ネタバレ記事」に批判も

8月22日(水)18時58分 STANDBY


制作費300万円の低予算映画でありながら、口コミで話題となり、都内2館のみの公開から全国約200館での公開にまで拡大した映画『カメラを止めるな!』。上田慎一郎監督が様々なテレビ番組などにも出演し、その人気が広がっていくなか、8月21日発売の写真週刊誌『FLASH』が著作権侵害疑惑を報じ、まさかの形で注目を集めることとなった。

記事によると、『カメラを止めるな!』は、劇団PEACEの舞台『GHOST IN THE BOX!』にインスパイアされた作品だという。観劇した上田監督は映画化を企画するも頓挫。その後、『GHOST IN THE BOX!』の要素を残しつつ、オリジナル脚本で『カメラを止めるな!』を制作したと伝えている。

しかし、劇団PEACEを主宰していた和田亮一氏は、『カメラを止めるな!』の“原作”として劇団PEACEや『GHOST IN THE BOX!』の名前がクレジットされていなかったことに抗議。その後“原案”としてクレジットされることとなったものの、和田氏はあくまでも“原作”としてのクレジットを要求しているようだ。

話題作に降り掛かった著作権侵害疑惑。SNSでは、ヒット作にイチャモンがついたことに残念だという声もあれば、監督側の不手際を指摘する声、さらには和田氏の主張には無理があるとの声など、様々な意見が寄せられている。また、和田氏が『カメラを止めるな!』を観たあとに絶賛ツイートを投稿していたこともあってか、作品がヒットしてから和田氏の主張が記事になったことに違和感を覚えるネットユーザーも多かった。

さらに『FLASH』が、「『カメラを止めるな!』はパクリだ!原作者が怒りの告発」という見出しで報じたことについては、“パクリ”や“盗作”ではなく、著作物の使用許諾に関する食い違いだとの指摘も多い。

また『FLASH』の誌面では、『カメラを止めるな!』と『GHOST IN THE BOX!』の類似点を紹介。そこにネタバレとなる記述が多数あったことに対する批判も多かった。

妙な形でも話題となってしまった『カメラを止めるな!』だが、逆に今回の騒動があったからこそ、より一層観たくなったとの意見も。厄介なトラブルが、宣伝になってしまうとはなんとも皮肉な話だ。
(小浦大生)

■関連リンク
・映画『カメラを止めるな!』公式サイト
http://kametome.net/index.html

・『カメラを止めるな!』はパクリだ!原作者が怒りの告発 | Smart FLASH[光文社週刊誌]スマフラ/スマートフラッシュ
https://smart-flash.jp/showbiz/47826

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