樹木希林、リリー・フランキーらが捧げる“不登校児”へのメッセージ

8月22日(木)20時0分 TOKYO FM+

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。8月22日(木)の生放送は、不登校専門紙「不登校新聞」編集長の石井志昂(しこう)さんに、同紙を制作するにあたり、印象に残った著名人の言葉を聞きました。



自身も不登校の経験者だという石井さんによると、新学期が始まる9月初め頃に、自ら命を絶つ子どもの数が飛び抜けて増えると言います。そこで、石井さんが心に残っているという著名人の言葉を、リスナーに届けました。

リリー・フランキー「もっと揺らげよ」
リリーさんも大学卒業後に引きこもりを経験。不登校新聞の取材の多くは、石井さんのほかに不登校経験者も同行しますが、ある18歳が「自分に自信が持てない」とリリーさんに吐露しました。

するとリリーさんは、「18歳で自信満々のヤツなんかムカつく。そういうヤツを見ていると『もっと揺らげよ』と思う。もっとブレていいじゃないか。大人はもっと揺らいでいる」と、学校や仕事にも行けず、友達もいないという18歳に諭したそうです。

◆辻村深月「楽しいことがあれば、それを生きる理由に」
辻村さんが、不登校をテーマにした小説「かがみの孤城」(ポプラ社)を出した直後に取材をしたときのことです。

このときも10代の不登校経験者が同席。傷付いた若者たちに向けて辻村さんは、「自分も学校に居場所がなかった。本のなかが居場所だった」と学生時代の体験を伝えたそうです。「それを理由に生きてもいい。現実なんか『オプション』でもいいんだ。あなたたちはもっと楽しいことを知っているはず。それが生きる理由になる」。この言葉に、石井さんは心を動かされたそうです。

樹木希林「難があってこそ育つ」
昨年逝去した女優・樹木希林さん。インタビューでは、夫・内田裕也さんの存在について「御し難い存在だからこそありがたい」と言いました。また、がんを患ったことについて、「困難があるからありがたい」とも。石井さんは「希林さんが言うには、人はいろんな困難を受けて成熟していくものだと。私もがんがあったから成熟できたと言っていた」と振り返りました。

では、もしも自分の子どもが不登校や引きこもりになった場合はどうすればいいのか。樹木さんの答えは、「自分だけ助かってこの子をなしにすることはしない。子の苦しみに寄り添うしかない。ああしろこうしろと言わないし、言って治るようならとっくに治っているでしょう。夫が言っていたんだけど、不良になるのも勇気がいるって。道を外すのも覚悟がいるの。(夫は)だんだん習慣になっちゃっていたけど……」。

このときのインタビューは3時間に及んだそうで、石井さんは「ずいぶん長いこと黙って答えられた。“寄り添う”というひと言を一番伝えたかったのでは」と感慨深げに話しました。

ちなみに、取材を受けるという連絡は樹木さんから直接あったそうです。ある日、石井さんが居酒屋で飲んでいると、突然電話が鳴り、出てみると「樹木です」との声。慌てて静かな場所に移動すると、樹木さんは「私、死んじゃうかもしれないから、明後日でいい?」と告げたと言います。

このエピソードに、たかみなは「それだけ希林さんの思いがあったということですよね。不良っていうのは、不登校とかひきこもりとか、そういう方も含まれるんじゃないかと思うんですけど、そういう選択をするのも勇気がいるんですよね」と深く感じ入った様子でした。


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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
LINE=@korenani
Twitter=@KoreNaniTFM
Instagram=korenanitfm

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