エルトン・ジョンの半生を『ボヘミアン・ラプソディ』の監督が撮る 「ロケットマン」を採点!

8月25日(日)17時0分 文春オンライン

〈あらすじ〉


レジナルド・ドワイト(タロン・エガートン)はイギリスの田舎町で、不仲な両親から愛を与えられずに成長した。天才的な音楽センスに恵まれた彼は「エルトン・ジョン」を名乗り、ミュージシャンを志す。作詞家のバーニー・トーピン(ジェイミー・ベル)と、彼の詩にメロディを付ける形で共作を開始し、のちの名曲「ユア・ソング」が誕生する。デビューを果たし、LAでの初ライブが大成功したエルトンはスターダムを駆け上がるが、恋人兼マネージャーのジョン・リード(リチャード・マッデン)との関係や売れ続けるプレッシャーに苦しみ、アルコールとドラッグに依存していく。バーニーが彼から去ったとき、エルトンはある決断をする。


〈解説〉


歌手のエルトン・ジョンの半生を、彼の楽曲に乗せて描くミュージカル・ドラマ。監督は『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー。121分。





  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆ドラマとしては前半の親子関係。世界的な価値観の大転換期。先端にいる者の苦悩と栄光。型通りになるのも仕方ないか。




  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆あえて平均点を狙ったような伝記映画。総製作がエルトン・ジョンでは、どうしても綺麗ごとが増える。不快ではないが。




  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★★懐かしい楽曲や舞台の光景を涙腺ゆるめつつ満喫。エガートンのダメ男ぶりが清廉で、結末の実写映像の至福にも納得。




  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆歌唱も自前でこなすエガートンの芸能魂に拍手。波瀾万丈の半生を演目にしたディナーショーのようなお水の魅力がある。




  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆ジュークボックスオペラ的着陸しないロケットマン。ロックオペラ『Tommy』に及ばず。母役ブライスの無敵感に星。







©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.



INFORMATION


「ロケットマン」(英、米)

8月23日(金)より全国ロードショー

監督:デクスター・フレッチャー

製作総指揮:エルトン・ジョン

出演:タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワードほか

https://rocketman.jp/




(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年8月29日号)

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