イ・ビョンホン、ハ・ジョンウとの「バディムービーとも取れる」『白頭山大噴火』本編シーン解禁
2021年8月26日(木)19時0分 シネマカフェ
北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山で、観測史上最大の噴火が発生する本作。今回解禁となった本編シーンは、白頭山のさらなる大噴火を防ぐための極秘作戦の命を受け、北朝鮮に潜入したチョ・インチャン(ハ・ジョンウ)が、作戦成功のカギとなる核兵器の場所を知る北の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)を見つけ出し、共に核ミサイル格納施設に侵入、しかし北の警備隊と応戦することになってしまう場面。
慌てるインチャンをみて「銃を」渡せというジュンピョンだったが、「渡せるもんか」とインチャンは拒否。しかし「死にたいのか?」と強い口調で迫られ、敵が近づいてくる様子をみて「じゃあ後方を任せた」と銃を渡す。すると突然、ジュンピョンがインチャンに向けて発砲!? その場に倒れるインチャン! それを横目に「私は人民武力省少佐リ・ジュンピョンだ」と言いながら、北の警備隊に近づいていくが…。
実はこれはジュンピョンが仕掛けた作戦で、このあとの展開と、彼らの掛け合いに思わずニンマリとしてしまうシーン。終始謎めいた雰囲気で存在感たっぷりにジュンピョンを演じるイ・ビョンホンと、彼に翻弄されつつも目を離すことができないインチャンを演じるハ・ジョンウ。それぞれの個性と、異色のバディ誕生を予感させるシーンとなっている。
ハ・ジョンウとは本作で初共演となったイ・ビョンホンも、「チョ・インチャンとリ・ジュンピョンのバディムービーとも取れると思う」と撮影をふり返る。「バディームービーの特性上、二人の人物が互いに面白くてユーモラスな状況が多くなきゃいけなかった。そうなると、もちろん台本にあるセリフも大事ですが、それ以外のアドリブも行ったりします」と明かし、「ハ・ジョンウさんはとても瞬発力のある人。ハ・ジョンウさんがアドリブをしてくると、私もそれが面白くなってまた違うアドリブをのせていったり、互いにとても合っていたように思います」と、アドリブの応酬があった2人の相性の良さに自信を見せている。
『白頭山大噴火』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。