《音声公開》「犯人が繋がっていたのは山口真帆」AKS吉成夏子社長が暴露したNGT暴行事件の内幕

8月27日(火)12時30分 文春オンライン

 8月18日(日)に劇場公演を再開した新潟を拠点にするアイドルグループ「NGT48」だが、この前日の17日に運営会社「AKS」が実施したメンバーの保護者に対しての説明会の音声データを「週刊文春デジタル」は入手した。元メンバーの山口真帆(23)への暴行事件の影響で”開店休業”状態が続いていたNGTにとっては3カ月ぶりの公演だった。



山口真帆 (SHOWROOMより)


「運営会社の『AKS』は、今年3月に第三者委員会報告について開いた冗長な会見以降、事件の説明をしていません。AKSは加害者グループに対して民事訴訟を起こしていて、次回公判は9月20日が予定されていますが、それも非公開だといわれている。何より、運営トップである吉成夏子社長は一度も表に出てきていません。この状態で活動を再開するのでは、ファンから不満の声が上がるのも仕方のないところです」(スポーツ紙記者)


 新潟市内の某会議室で約90分にわたって行われた保護者説明会には、40人ほどの保護者と、AKS役員、スタッフが参加した。登壇した吉成社長は、山口による運営批判に反論。また、現在民事裁判で係争中の犯人グループ側ともコンタクトをとったことを明かした。


「初めまして、AKS吉成夏子です。(中略)ここにいらっしゃる皆様がいちばん、私に対して、疑問に思っている事というか、それはあの山口真帆さんが卒業公演の時に、『不起訴でなければ事件じゃない』って社長に言われて(※4月の公演で山口は「社長には『不起訴になった。イコール事件じゃないということだ』と言われ、そして今は、『会社を攻撃する加害者だ』とまで言われています」と発言した)、会社からパワハラを受けたっていう、その発言が本当だったかどうかっていうところだと思っています。そのような事実は一切ございません。じゃあなんでそれを世間に対して言わないのですかっていうふうに思っていらっしゃる方がほとんどだと思うのですけども、申し訳ありません、あのタイミングで、私がそれを高々に言うと、言った言わないの話になって彼女の卒業がまた更に遅れるという判断をしました」


 吉成氏はこれまで山口と約15時間面談をし、大半の会話を録音し、データを残しているという。落ち着いた声色ながら、山口については厳しい調子で説明を続けた。



山口が主張した「メンバーと犯人がつながっている証拠」


「私が初めて山口さんと山口さんの親族と会った時に、いちばん疑問に思った事、腑に落ちなかった事がありました。それは、不起訴になった理由です。彼女の言っている事が全て本当なのであれば、なんでこの件が不起訴になったのだろう。それはどうしても私は納得がいかなくて。で、不起訴の理由を聞いたのですね。(中略)


『犯人が初犯であった。そして、非常に反省している。3つ目が、第三者のメンバーの意思があったため。この3つが揃って初めて不起訴になったのです。そのうちのどれか一つが欠けていたら起訴できていたのですけど、この3つが揃ったから不起訴になりました』というふうに彼女は主張していました」




 吉成氏は山口とともに警察に出向き、生活安全課の刑事と話したものの、不起訴理由を聞くことはできなかった。犯人グループを民事で訴えることも山口に当初から提案していたが、山口は最後まで首を縦に振らなかったと話した。


「彼女はずっと『メンバーと犯人たちが繋がっている、ファンと繋がっている証拠を持っている』っていうふうに言い続けていました。私が、なので、『証拠を出して欲しい』って彼女に言っていたのですけども、彼女は『隠蔽されるから証拠は出せない』と。『もうそれは、コピーでも取っておけばいいし、また隠蔽されたら隠蔽されたってTwitterで呟けばいいし、隠蔽しようがないから出してくれる?』ってお願いをしたのですけども、結局最後まで出して貰えませんでした。実はその、彼女は『どうしてもその関わっていた4人を解雇して欲しい。そうじゃないと私は戻れません』っていうのを言い続けていました。でも私は『証拠もないのに解雇なんか出来ないよ』と。まあそこで結局決裂してしまうのですけども……。あの、今までいちばん運営が悪かったのに、末端のメンバーを、この子が悪い、あの子が繋がっていたっぽいっていって、切って、『ハイ、これでNGTキレイになりました。”白メン”しかいません。再スタートです』。それはどうしても私には出来ませんでした」



 結局、今年5月、山口が卒業した後で、AKSは犯人グループに対して民事訴訟を起こしている。事件の全容解明だけでなく、騒動後、“黒メンバー”として疑われ続けているメンバーの濡れ衣を晴らすねらいもあるという。



「僕は、もともと繋がっていたのは山口さんです」


「2人の被疑者の男性に対して、彼らが本当の事を知っていると思ったので、訴える前に、内容証明じゃないですけど『本当の事を知りたいので、是非話し合いに応じてください。応じてくれないのであれば、裁判にします』というふうに出していましたが、結局それにも反応はありませんでした。ただ、第1回目の公判の直前に、先方の弁護士からこちらの方に連絡が入りました。『先方は、和解をしたいというふうに言っています。AKSに対して、今いるメンバーに対して、謝罪文を書きます。それを、公表してくれても構いません。なので、訴えを取り下げてください』という内容でした。


 まあ、彼らの言い分としては『そもそもAKSや今いるメンバーと争いをしたい訳ではないのです。ただ、今回の事件は、事件じゃないのです。僕は、もともと繋がっていたのは山口さんです』。そういった内容でした。(中略)この裁判でお金が取れるなんていうことを、思って始めている訳ではなく、誰が一番の嘘つきなのかそれをはっきりさせたいと思ってこの裁判をする事に決めました」



 この音声データを所有しているNGTメンバー関係者はこう話した。


「吉成社長は説明会で『記者会見をして世間に発表することは無い』『全て裁判で決着をつけます』と言っていた。しかし、裁判で決着がつくのは半年以上先になるとみられています。その間、子供たちが好奇の目に耐えながら活動を続ける姿など見ていられない。ファンも世間も待てないのではないでしょうか」


 現在、山口はグループを卒業し、大手芸能事務所「研音」に移籍している。保護者会での吉成社長の発言について、見解を聞いたところ、犯人グループとの関わりについては、「そのような事実はございません」、吉成社長が山口から聞いたという「不起訴になった3つの理由」や「メンバーと犯人たちが繋がっている証拠をもっている」という内容については、「吉成社長に直接そのような話をした事実はございません」と否定した。


 犯人グループにも関係者を介して事実確認を求めたが、期日内にコンタクトをとることはできなかった。


 AKSにも質問状を送ったが、期日内に回答はなかった。


 約2万字にも及ぶ、保護者会での吉成社長らの発言「全文起こし」と、約20分にわたる一部の音声データを 「週刊文春デジタル」 で公開している。



(「週刊文春」編集部/週刊文春)

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