DressingPaféは人間らしく等身大なチーム——「ラン♪for ジャンピン!」楽曲制作陣のドレシ愛とプリパラ愛【連載Vol.4】

8月29日(火)18時35分 アニメイトタイムズ

2014年の放送開始から今年の3月まで、約2年半放送されてきたTVアニメ『プリパラ』。本作は同名のアミューズメントゲームとのメディアミックス作品として、子供から大人まで幅広い年齢層に支持される作品となりました。そして現在も、前作の主人公である真中らぁらと、新たに登場した主人公の夢川ゆいのダブル主人公が登場する新シリーズの『アイドルタイムプリパラ』が放送されています。

そんな『プリパラ』を振り返る企画として、連載インタビューをアニメイトタイムズにて実施中です! 第4弾の今回はシオン、ドロシー、レオナが結成したDressingPaféの楽曲「ラン♪for ジャンピン!」の作詞を担当した松井洋平さん、編曲の酒井拓也さんが登場! ドレシ愛、プリパラ愛溢れるインタビュー、お楽しみください! 
チームとしてのドレシを意識して制作した楽曲
——楽曲制作の依頼が来た時のお気持ちはいかがですか。また難しさなどはありましたか。

松井洋平さん(以下、松井):一期の「CHANGE! MY WORLD」は僕にとってプリパラという世界を表現した曲でした。『Pretty Prism Paradise!!!』が誘いかけてくれる曲だったので。プリパラとは無縁の世界にいたシオン、2人だけの世界にいたドロシーとレオナが出会って変わっていった世界の先には何が待っていたのかを表現するのが今回のテーマでした。

酒井拓也さん(以下、酒井):一番初めに関わらせていただいたプリパラ楽曲が同じくDressingPaféの「CHANGE! MY WORLD」でしたので、再度編曲をお任せいただいて非常に光栄でした。そして、同じ布陣で臨む楽曲として、その期待に応える、期待をより超えていく楽曲を作り上げていこうという嬉しさもあり、緊張感もある楽曲制作でした。——どのようなイメージを持って楽曲制作に取り組まれたのでしょうか。

松井:ドレシならではの部活動感をイメージしました。“Wa-Cha Wa-Cha Groovin’”や“セーシュンのチームメイト”って歌詞はケンカするほど仲がいい的なチームの魅力を表現したかったのです。

酒井:いただいた放送話数周辺の脚本を読ませていただいた際、DressingPaféの良き友達・良きライバル・そして良きチームメイトという枠組みを超え、長く共に時間を過ごした(加えてドロシーとレオナの関係性も併せて)ある意味家族と言っても過言ではない関係へ変化していく。そういったきっかけになる話だったので、共に笑いあい、時間を過ごし、時に喧嘩もして、問題を乗り越え、そして共に戦ったそんな3人の人生をサウンド面でも表せる様な、そんな感情豊かな楽曲にしたいと思いました。——制作する上で意識した点はどんな所ですか。

松井:3人が合宿でメイキングドラマを作るということで、それぞれの個性を分けて書いていた「CHANGE! MY WORLD」と違い、“チームとしてのDressingPaféとは?”を意識しました。夏の暑さも相まって、熱い気持ちの友情で結ばれてることを込めたかったんです。

酒井:3人揃ってのきっとかけがえのない曲として「No D&D Code」、そして「CHANGE! MY WORLD」という楽曲があります。DressingPaféの3人にとってこの曲はかけがえのない大事な曲になってほしいという想いとともに、その曲で乗り越えてきたストーリーを彷彿とさせるよう、「D&D」のロックテイスト、そして「CHANGE〜」のポップテイストを織り交ぜて、聞いた人がそれらのイメージを想起させるようなアレンジになるように心がけました。

また、アニメで3人が展開するメイキングドラマとして「ステレオ全開!2×3=ロック!」というメイキングドラマがあるのですが、それぞれがパートとしてシオンがドラム、ドロシーがギター、レオナがベースをそれぞれ持っているので、今回はそれらも意識してロック系のアコースティックドラム、そしてエレキベースとエレキギターを取り入れた構成の楽曲にしようというのは始めの段階で決めていました。——レコーディングの中で印象的だった出来事などはありますか。

酒井:編曲家なのでレコーディングとなると主に楽器周りになるのですが、印象的なことというと、ベースで参加してくれた小林修己くんがめちゃくちゃいい仕事をしてくれていることでしょうか。


『プリパラ』のキャラクターの中でも特に人間的で魅力的なチーム
——制作する上で、特にこだわった部分や遊びを入れた部分はありますか。

松井:毎回そうなんですが、歌い分けはこだわってます。あと、ライブでもいっぱい跳んで欲しかったので、“JUMP”という言葉を多用しました。遊びは……入れてますよ(笑)。いろんなことを。趣味なので(笑)。

酒井:1曲通して聞いた際の楽曲の物語性です。フルを通して聞いた際にアニメで描かれた部分だけでない、3人だけのドラマがきっとあるんだろうなという様々な情景が思い浮かぶような、そんな楽曲になるようにしたかったんです。なので、編曲中に一箇所を変えるたび、何度も変えた箇所で流れが変にならないか、何度も繰り返し通しで慎重に聞き直しをしていました。曲中に現れる音のパーツひとつひとつの要素の絶対性にこだわりました。——完成した楽曲を聞いた印象はいかがでしたか。

松井:彼女たちもまた、SoLaMi♡SMILEとの活動によって変わりましたよね。冒頭の“出逢わなくっちゃ始まんなかった!”は、お互いのことであり、そらみのことであり、プリパラのことでもあるんです。その変わった世界でDressingPaféは思いっきり楽しんでいるんだなというのが伝わってきて感動しました!

酒井:最高の作品制作に携わらせて頂いて、本当に良かったと心から思いました。

——制作陣はDressingPaféというチームにどのような魅力を感じましたか。また、キャラクターたちのどのような部分を曲に反映しましたか。

松井:DressingPaféは誰もが一番共感を持てるチームだと思うんです。今を楽しんで、負けたら思いっきり悔しがって、勝つために前を向く。先ほども言いましたが、部活感というか、一番等身大のチームだと思います。シオンの凜とした覚悟、ドロシーの負けん気と強気、レオナの優しさと芯の強さがたくさんの言葉をくれました。

酒井:囲碁で頂点を極めた最中、アイドルという存在を知った瞬間にプリパラアイドルへ電撃移籍を決めるほどの超直感型のシオン。自分が不快に思ったことはすぐ口に出して言う、自分がやりたいことはとことんやりたい、そして弟が大好きで実は寂しがり屋な直情型のドロシー。求められる気持ちに応えたい、幼少の頃からいつも自分を守ってくれてた姉を今では実は見守りつつある、思いやり豊かなレオナ。

とにかく感情豊かで、プリパラという作品の中でも突出して人間的で非常に魅力的なキャラクターたちだなと思います。このチームの楽曲を制作させていただくときは、そう言った面をかなり意識させていただいてます。——制作時にこんなことが起こったなどのエピソードなどがあれば教えて下さい。

酒井:特にこの曲に限ったことではないのですが、プリパラ案件は何故か締め切りが火曜日になっていることが多く、モチベーションの為に本当はリアタイで見たいのにいつも見れないということが多かったように思います(笑)。——楽曲制作陣が感じる『プリパラ』の楽曲の魅力はどんな所ですか。

松井:好きな服を好きに着て、歌いたいことを歌う。みんなが自分を表現することが、そのままメッセージになるというところが魅力だと思っています。もし、プリパラの楽曲を好きだと感じてくれたなら、それはそのままキャラクターへの想いであり、だからこそ彼女たちはみ〜んなアイドルなのではないでしょうか。

酒井:シリーズとして長きに渡っていることもあり、携わっていらっしゃるスタッフの皆さんが本当にプリパラ愛に溢れていて、楽曲の表面上の世界観だけでなく、楽曲の深い部分に渡ってキャラクターとのリンクや魅力を感じられるところは本当にコンテンツとして非常に魅力的だと思います。

[文/イソベアラタ]


リリース情報
■Pripara Season.1 Blu-ray BOX
価格:35,000円+税
Blu-ray6枚組
【収録内容】
シーズン1 第1話〜第38話■プリパラ Season2 Blu-ray BOX-1
価格:20,000円+税
Blu-ray4枚組
【収録内容】
シーズン2 第1話〜第26話(テレビ放送39話〜64話)■プリパラ Season2 Blu-ray BOX-2
価格:20,000円+税
Blu-ray4枚組
【収録内容】
シーズン2 第27話〜第51話(テレビ放送65話〜89話)

アニメイトタイムズ

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