【アニメ漫画キャラの魅力】クラシックからジャズへ!ピアノを奏でる秀才お坊ちゃん「西見薫」の魅力とは?『坂道のアポロン』

8月29日(土)7時31分 キャラペディア

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 アニメ『坂道のアポロン』の主人公「西見薫」。名前だけでは性別すら分からないかもしれませんが、“彼”は男性です。幼い頃から父親の仕事の都合で転校を繰り返し、それに対して感じるストレスも強く、すでに保身の仕方を覚えていた高校一年の初夏。薫は九州の高校へと転入します。そして、人生を揺るがす出逢いの数々に翻弄されていくのです。今回は、そんな物語の中心を担う「西見薫」の魅力についてご紹介いたします。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■クラシックからジャズへ

 小さい頃、父親が薫にプレゼントしたピアノ。薫は、それを心の支えに生きてきました。弾くのは専らクラシック。九州に引っ越した際にそのピアノと別れを果たし、大きなグランドピアノを弾ける環境になるのですが、彼からしてみれば、大切な心の支えを無くしてしまった事に・・・。そんな絶望の淵から救ってくれたのは、律子の実家であるレコード店の地下のピアノでした。

 しかし、「ジャズ以外はここ(地下)で鳴らすな」と言う千太郎。やむなく聴いた千太郎のジャズドラム。それは、薫の知っている音楽とは全くかけ離れたものでした。徐々にジャズにのめり込んでいく薫。表面的に捉えればただの路線変更に過ぎませんが、薫にとっては生き方を変える大きな出来事だったのだと思います。クラシックを弾く薫より、ジャズを奏でる薫のほうが何百倍もいきいきとして楽しそうなのです。その姿を見ると、こちらまで嬉しい気持ちになってしまいます。

■恋をして、泣いて、笑って、大人になった

 九州へ越してきてすぐに律子に一目惚れした薫。出逢ったばかりの頃、律子と千太郎と海へ行った時には『俺、この子の笑顔のためならなんだって出来る気がする』と薫の心情が描かれています。それはもう本当に甘酸っぱく切ない恋なのです。どんなに大人びていてもまだ高校生。自分の感情を上手くコントロールできません・・・。しかし、だからこそそこに胸を打たれるのです。最初は自分を見てくれなかった律子を、無意識に振り向かせ両想いになってしまうほど、薫は一途で献身的な魅力溢れる男性です。片想いの苦しさも、両想いの幸せも、どちらの思いも手に取るように伝わってきます。

■決められたレールなんて乗らない

 西見家の掟はとても厳しく、薫には昔から医者になる道しか用意されていませんでした。そして、大学も医学部へ進み(この進学先も決められていた)、順調に西見家の病院の医院長になるかと思われましたが事態は思わぬ方向に・・・。勤め先を途中から九州の病院へ移した薫は、離島の診療所を手伝う道を自らの意思で選択したのです。どう考えても反対される道を、自らの手で切り開いたのですから、とても勇気のいる選択だったでしょう。こんな強い薫になれたのはきっと、ジャズを通じて笑いあった仲間や恋人のおかげ。出逢いは人生も人をも変えるのですね。

 たくさんの困難にもめげず、前へ前へと進み続ける「西見薫」。生きる上で大切なことを教えてくれます。これから先も、薫の存在は視聴者の胸に生き続け、人生の教えとなり、きっと良き未来へと導いてくれることでしょう。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:星宮(キャラペディア公式ライター)

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